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火曜日しばらく雑記帳・2025 CW06

今年は 2月2日が節分となり、ちょうど日曜日、家族で近所の吉田神社の節分祭に行ってきた。今年は、娘と孫娘とも一緒だ。

節分祭について-吉田神社

2025/2/2 吉田神社の節分祭・参道につながる東一条
露店が立ち並んで賑やか
向かって右側が京大の吉田南キャンパス、左側が時計台がある本部キャンパス

節分では豆まきをし、歳の数だけ福豆を食べ、鰯を食べるのと、最近では恵方巻がすっかり定着したようだ。節分は立春の前日で、24節期の始まりの立春を年始とするならば、節分が大晦日、なので年越し蕎麦も大事だがこちらはあまりポピュラーにならないようだ。

2025/2/2 吉田神社の節分祭 参道

露店を左右に見ながら参道を歩くのは楽しいが、物価高の波はここにも押し寄せていて、あれこれ飲み食いしていると5000円くらいあっという間に飛んでいきそうだ。

2025/2/2 吉田神社の節分祭 御神楽
本殿が奥に見える

おみくじを引いたら今年は末吉だった。良いことに慣れていない私にとって、末吉くらいがちょうどいい。「争ひこと先に利をとらる」のほかはすべていい方向だ。私の場合、普段から争いごとは利をとられるのが普通だから、特に問題はない。参道の途中で、孫娘の手袋がなくなった、と少し騒ぎがあったが、きっとあそこにあるだろう、と見当をつけた場所に急ぎ戻ってみたら、そこに落ちているのを見つけた。さっそく「失せもの出べし」が実現された。

2008年の節分祭の写真を雑記帳で紹介したことがあった。

去年の様子は去年の雑記帳に書いていて、もう少し詳細を記してある。

この時期が一年で一番寒い。暦のうえではもう春になったわけだが、本格的な春の季節はまだもう少し先だ。


■ 先週の雑記帳でこぼれてしまったが、1月31日の夕食。マッシュルームがまだあったので、豚肉と青梗菜とタマネギとオリーブオイルで炒めフジッリと和える。紅芯大根とブロッコリとレタスでサラダ、そして卵2個でプレーンオムレツ。

2025/1/31 夕食
豚とマッシュルームの地中海風にオムレツ、紅芯大根とブロッコリにレタスのサラダ。
2025/1/31 夕食 特別な何かはなく、簡単な一品

豚肉はオリーブオイルとよく合うと思う。紅芯大根は瑞々しく歯ざわりもよく、この季節はよく使う。ブロッコリは相変わらず高値どまりで最近は冷凍のものをよく使っている。


2月1日土曜日の夕食は豚スペアリブと白インゲンでカスレ。トータルで3時間ほど煮た豚スペアリブは、スルっと骨からはずれて、ほろほろで柔らかく美味い。

2025/2/1 夕食

2月2日は、新横浜6:00発の朝一番の新幹線で京都の自宅に帰った。2日は節分、そのあと一週間京都の自宅からリモートで働いていた。2月3日の昼食はセロリと豚の中華風炒め物、サラダに白ご飯とすぐき。

2025/2/3 昼食
2025/2/3 すぐき

すぐきは、毎年、節分祭で買ってくる。上賀茂からの直売の露店があるのだ。手頃な価格でいいものが手に入る。

2025/2/5 昼食
豚とピーマンにタマネギの炒め物、サラダ、春菊の胡麻和え、白ご飯にすぐきの葉
2025/2/5 春菊の胡麻和え

春菊は鍋にもいいしおしたしにしてもいい。そして独特の苦みは胡麻和えと相性がいい。


■先週にひっかかった音楽を少し。

1.チュニジア出身のウード奏者、アヌアル・ブラヒム。新しいシングルの "Awake" 。中東色は薄く、ウードの音色は全体の音に溶け込んでいて、ピアノとベースとともに、ECMらしい空間の拡がりを感じさせる静かな音で心地よく聴けると思う。

まだこの曲を収めたアルバムはリリースされていないようだが、2017年のアルバムを貼っておこう。

2.オーストラリアのタスマニア出身のアラン・ゴゴル。今年にはいって2曲目のシングル Under Moonlightが耳に止まった。

ハーモニクスによる高音の音色が特徴的な独特のアコースティック・ギターの音はさわやかでゆったりと聴くことができる。かわいらしいジャケ写もいい感じだ。


3.アフリカはマリのコラ奏者 ママドゥ・ジャバテの "Masaba Kan" が耳に飛び込んできた。ロキア・トラオレをサポートするコンピレーションに2014年の曲を提供している。

Mamadou Diabate & Percussion Mania の2014年のアルバムのタイトル曲で、マリンバなどの打楽器のリズムが心地よい。ベースやキーボードの電気楽器と、笛、ボーカルにコーラスが楽しいし、音がビビるマリンバの音色の魅力がよく出ていて楽しいポップな仕上がりだ。是非聴いてみていただきたい。


なお、ロキア・トラオレについては以前に個別の記事を書いたことがある。

この記事では触れなかったが、ロキア・トラオレは、子供の親権争いの一環でベルギーに拘束されているということで、解放に向けたサポートのために賛同したミュージシャンが楽曲を提供したものらしい。


4.マリのポップスといえば、サリフ・ケイタから新しいシングル "Tassi" がリリースされた。ギターの弾き語りで聴かせる。

こうして動画で見れるというのは、本当にいい時代になったものである。

去年末の Kante Manfila に続く 2曲目のシングルということで、たぶん、ギター弾き語りの新しいアルバムがリリースされるのだろう。楽しみだ。


5.アラブ歌謡のアビエル・ナム。新曲の "Sadde'ni Nsitak"。「あなたのことは忘れてしまった」という意味らしいが、パートナーとの別離を歌ったものだろう。


6.アジア歌謡はほっとする。タイの Ink Waruntorn (イン・ワラントーン)の新曲。

"สักวันฉันจะหายดี" は「いつか元気を取り戻す」という意味だという。

改めて検索してみたら、日本向けの(非公式)ファンサイトがあった。


■強力な寒波が襲来し、2月7日の金曜日の晩から京都でも雪が本格的に降りはじめて、翌土曜日の朝は数cm 雪が積もっていた。日曜日の朝も雪がちらつき、ジョギングは中止。

2025/2/8 京都は積雪
jogging は中止 Y.T.D. 57.6km 計画比: -2.95km 今年の目標は 580km 

孫娘は大喜びで午前中にしばし雪遊びをした。

2025/2/8 娘と孫娘の合作、ちっこい雪だるま

■パレスチナでは6週間の停戦合意のもと、双方から人質の解放が段階的に行われている。しかし、まだまだ終わったわけではない。米国大統領のとんでも発言などから、まだまだ深い溝は埋まりそうにないことが伺われるし、実際イスラエルの対パレスチナへの態勢が変ったわけではないし、むしろ硬化しているのかもしれない。

今後、恒久的平和へ向けて当事者間の対話をもって進んでいってほしい。

早く世界中の紛争が解決しますように。


■今年に入ってずっと、なぜだかわからないけど悪い予感しかなく、足がすくんで動きが悪く、会議での発言も感じ悪くなりがち、細かいことでミスステップ「しまった」とくよくよ思うことも多い。

節分祭でひいたおみくじは大事にたたんで財布に入れておいた。

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