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地中海の風・3:ハリス・アレクシウ「愛を誘う夜」
年始に、横浜の野毛にあるダウンビート(*1)というジャズ喫茶から、Twitterでお知らせが流れて来た。
Phil Woods/Greek Cooking
— 横浜ダウンビート (@downbeatNOGE) January 4, 2022
本日1/4(火)、本日より営業開始します。16:00〜23:30の通常営業です。66年目を迎えました、今後ともよろしくお願いします。 pic.twitter.com/Ij06G6hEo5
Phil Woodsの Greek Cookingだ。渋い。
Spotifyで検索してみると、このレコードで共演しているブズーキ奏者の Iordanis Tsomidis (ヨルダニス・ツォミディス)のアルバムがひっかかった。 タイトルから察するに1960-67年のアメリカでの録音のベスト盤だろうか。
全編、ギリシャの弦楽器、ブズーキの魅力を堪能できるが、Greek Cookingは一番最後の 25曲目にある。
そういえば、ハリス・アレクシウ、ヨルゴス・ダラーラスなどどうしているだろうと、ちょいと調べてみたら次のサイトが見つかった。
すでに私の書くことなどないように思うが、やはり、今日は、ハリス・アレクシウについて好きだ、という思いは書いておきたい。
ハリス・アレクシウもヨルゴス・ダラーラスも1990年のころだったと思う、日本でもCDが発売されたので、さっそく購入してよく聴いた。ハリス・アレクシウの "Η Νύχτα Θέλει Έρωτα" (英語タイトル: The Night Calls For Love, 日本語タイトル:愛を誘う夜)まだ一枚だけ手元に残っていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1641476999561-MWxIuwnHln.jpg?width=1200)
ハリス・アレクシウ「愛を誘う夜」
ブズーキなど民俗楽器を使用したオリエントの雰囲気たっぷりのアンサンブルに乗って、哀愁のこもった力強い声でこぶしがまわる。
キャリアは長いし、大御所、リリースしているアルバムも多いし、私自身もモウラして、もとい、網羅して聴いているわけでもないので、何から紹介していよいかわからないが、2020年に10曲厳選のベスト盤が出ている。
当時は、この人がいい、と聞いたら輸入レコード屋をハシゴしてCDかLPあるいはカセットを探し求めてやっと見つけた1枚か2枚を聴くことができるくらいだった。今の時代に感謝。1990年のライブ盤はたっぷり32曲を聴くことができる。
少しひさしぶりだが、改めて聞いてみたが、その歌声に改めて聞き惚れる。そして、やっぱり、ライブもいい。
1990年代から2000年代まで精力的にアルバムをリリースしていたのだが、ちゃんと聴き込めていないので、いずれまた取り上げることにしよう。ヨルゴス・ダラーラスもまたの機会に譲る。
上に紹介した【ギリシャ・音楽・歌】のサイトによれば、ハリス・アレクシウは2020年に引退を表明したということだ。残念だ。
■注記
(*1) マスターをちょっと知っていて、ちょうど、ギリシャのポップスについて書こうと思っていてタイミングがよかったので、勝手についでに、ちょっとだけ宣伝だ。
せんべろで有名な野毛にある昭和31年 (1956年) 創業・老舗のジャズ喫茶で4000枚ものレコードが並ぶ。今の代のマスターは若く、気さくで会話も楽しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1641473527638-D85GIRzdVd.jpg?width=1200)
一通りお酒も、ちょっとした肴もあるので、ジャズを楽しみながら軽く一杯飲むのにもいい。私はここでアイリッシュウイスキーの Black Bush をロックで飲むのが好きだ。
詳しくは次の official site をチェックしてほしい。
ダウンビート | 横浜のジャズ喫茶・ダウンビート Official Web Site (yokohama-downbeat.com)
COVID-19 Pandemic の関係でしばらく行けていないが近いうちに再訪しようと思っている。
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1. 好きでよく聴いているミュージシャンを紹介。毎週木曜日に更新中。ギタリスト多め、たまに懐メロ。
2. 愛している女性シンガーに特化したのが、我ながらベタな名前だと思うが「世界の歌姫たち」。こちらはさらに愛している思いのたけのみの記事ばかり、週一、毎週火曜日に新しい記事を書いている。懐メロ多め。
3. いずれも、耳もあまりよくないし、知識も少ない、語彙力もない、なので、基本YouTubeやSpotifyのリンク貼り付けと「好きだー」「愛している」というだけの記事ばかりになっているし、そうなっていく。
私本人が楽しく書いていることだけは間違いない、それだけは伝わるだろう。