火曜日しばらく雑記帳・2025 CW04
唐突に来る当たり前でイージーな質問は、嫌な知らせのプレリュードだ。それは、出来ているはずの当たり前のことが出来ていないうえ万策つきてギブアップしたい、という状況から発せられる質問であることが往々にしてあるのだ。
「それってどういうこと?」・・・17日の金曜日の昼にプレリュード、先週、状況がだんだん明らかになってくるにしたがい、最悪の気分で週末を迎えることとなった。まぁ、もう勝負がついているので仕方ない。
どんなにつらいことでも、それが事実なら、怖がることはない。
■先週はずっと京都の自宅にいたので、一週間リモートワークで仕事をしていたのだが、昼は、会議の合間をうまく見繕って食べることになるので自分で料理してパパっと済ませている。
今の季節はかぶも美味しい。甘酢漬けにしておいて少しづつ食べた。
かぶの葉は少しスジっぽく量も多いので使いきれずにいたが、今年はしっかり楽しんでいる。中華味で豚肉と炒めてもいい。
炒飯にしても悪くない。
旨辛漬けを作ってみた。
実は庭乃桃さんのレシピを見てから作る機会を伺っていたのだ。
辣油とニンニクに醤油に砂糖を合わせて漬けておくだけなので簡単だ。ただ、分量のバランスが少し悪かったか味がかなり濃いめに仕上がった。
家のカレーは、普通にルーを使ったカレーだ。次の日の昼に残りのカレーとサラダだけ用意。
25日の土曜日のジョギングの後の昼食はタンパク質補給で親子丼。
25日の晩は、豚の生姜焼き、キャベツとブロッコリと芽キャベツのサラダ、しろ菜のおつゆ、と作ったけれども、可もなく不可もなく、だったようだ。孫娘には不評。けっこう美味しくできたと思ったのだが、仕方あるまい。写真はなし。土曜日は一日フル稼働、ほっと一息。
23時からフィンランドの友人、Keijo Salmivaara (ケイヨー・サルミヴァーラ) と Web 飲み会。クリスマスのころから1か月ほどタイに遊びに行っていたらしい。もうすでにリタイアしていて、パートナーのパオラさんと悠々自適。
フィンランドは今年は例年より暖かく、今日は 0℃ ちょい上くらいだったらしい。京都は例年通り、最低気温が2℃前後、最高気温が10℃を切るくらいで、毎日のように時雨れる。
■先週にひっかかった音楽を少し。
1.オーストラリアのAllysha Joy (アリーシャ・ジョイ)を初めて聴いた。なかなかいい感じだ。
去年リリースのアルバム "The Making of Silk" を聴いてみた。曲ごとに異なる表情を魅せるが、全体的に物憂いトーンでソウルフル、押しつけがましくはないこの声はどこかで聴いたことがあるのだが思い出せない。
ネオソウルというらしい。
オーストラリアのミュージシャンはほとんど知らないが、こちらの記事がとても参考になる。これからもっと聴いてみたいと思う。
ところで、上に貼った "Girls of the Internet" というグループも、昔懐かしい音楽にこれまで50年の間に現れてきた要素を加えたダンス音楽を創るというコンセプトで、メンバーは性別、性自認、身体的特徴を問わない、とのこと。ここでも、好みが多様化しているなかで、現代のテクノロジーで現代のコンセプトでの昔の音が今の世代で新しい音楽として受け入れられ、流行ってきているのを感じる。
2.上原ひろみの Sonicwonder, 前作 2023年の "Sonicwonderland" からワールドツアーを経て、今年4月4日にアルバム "Out There" がリリースされるらしい。先行シングルが "Balloon Pop"。
上原ひろみの音楽は新しい。キーボードの使い方、バンドを組む楽器の選び方、全体の作り、ありそうでなかった音楽だと思う。しかもそれでいて親しみやすい。持前の明るさもいい。このバンドSonicwonder の2023年のデビュー作を聴いたときはかなり驚いた。
新しいアルバムは、長年のラーメン愛を曲にした「Yes! Ramen!!」、4曲からなる組曲「OUT THERE」、他ボーカルを feature した曲もあるとのことだ。これは楽しみだ。
3.ポルトガルのファドのシンガー、カルミーニョ (Carminho) の NPR Tiny Desk Concert での演奏が上がっていた。
深く憂いのある歌声がすばらしい。度々、この雑記帳で紹介してはいるが、まだまとまった記事では書いていない。いずれ。
2023年のアルバム "Portuguesa" を貼っておこう。
4.紫のリップに紫のネイルがトレードマークのギタリスト、ラリ・バシリオ。アイバニーズから新しいシグネチャー・モデルが発売されるということで SNS に動画が上がっている。
黒いボディーに茶色のネック、そして白とベージュで上下のコーディネート、器材もシックなルックスで、お洒落でカッコいい。この人のギターはよく歌う。
5.ブラジルのギターデュオ、アサド兄弟の2005年のアルバム "Piazolla". 来日するということで改めて聴いているが、やはり素晴らしい。
以前に記事に書いたバジ・アサドはアサド兄弟の実妹だ。こちらも素晴らしいミュージシャンなので、是非、聴いていただきたい一人だ。たとえば2016年の "Hatched"。
6.インドのサロード奏者、アムジャド・アリ・カーン。インドの古典音楽は理論や旋法をよく知らず、ぼんやりと流して聴いているだけではあるが、それでも昔から好きでよく聴いている。
タブラは、先日、惜しくも亡くなったザキール・フセインその人だ。
■ジョギングは京都で 10km。
1月、順調にスタートを切れた。もう少し貯金しておきたいところだったが、まぁいいだろう。
■3月末から4月に ケイヨー が、去年に引き続き日本に遊びに来る、とのことだ。東京と名古屋に泊まって、ハイキングや飲み食いを楽しみにしている。また、今年は6月ごろにドイツの友人ブルガーさんがやってくるとのこと。こちらは何年ぶりだろうか、本当に久しぶりだ。
4月の中頃には、中学高校の同期会がこちらも久々にあるということだしこちらもまぁまぁ楽しみだ。
5月の中頃にバレエ鑑賞、今年は「ジゼル」。もう一本、何か見たいと思っている。
今年はちょっと private のほうで人との交際が多くなりそうだ。そのぶん仕事のプレッシャーは減ってほしいが、どうもいろいろ悪い予感がしていて落ち着かない。事実かどうかわからないつらいことを考えるのは怖いものである。
公私どちらの案件も、エンゲージできないならしない、するならちゃんとエンゲージする。期待を裏切りたくないのならばエンゲージするしかない。つまり、金曜日の晩の9時半に電話一発、また1件。締め切りが月曜日中とのこと。仕事があるのはいいことだ。頑張ろう。