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火曜日しばらく雑記帳・16:あっという間の3連休

土日月の三連休の最初の2日間は、娘と婿君と孫娘の3人が北九州から東京に遊びに来る予定だったのだが、直前になって孫が風邪で発熱、幸い COVID-19 ではなく、前日に熱が下がってきたものの、大事をとってキャンセル。

まぁ、残念だがそれは仕方がない。小さい子供にはよくあることだし、熱が下がったとはいっても、病み上がりで灼熱の東京をあちこち引き回すのは危険だ。

ぽかんと空いた土曜日、朝6時に起きても雨降りでジョギングも中止。事務所(←単身赴任先で住んでいる新横浜のマンションの一室のことである、念のため)の掃除をガシガシしたりして一日過ごした。普段なかなか手が届かないところの拭き掃除などもして気持ちがいい。

久しぶりに外でラーメンでも食べることにするか、と、早めの昼は、1年ぶりくらいだろうか横濱ハイハイ楼 (Link Retty) 。豚骨ラーメンとチャーシュー丼に、もちろん生ビール。

ドラゴンが泳ぐ内装もいい雰囲気だ
新横浜ではここが一番好み。九州の豚骨ラーメンのスタイル。

日曜日は予定は大幅に変更になったものの、京都から新幹線で来た妻とともに年老いた父母を訪ねたり、妻による事務所の検分(合格)、妻のいとこさんの娘さんが合流、イタリアンの夕食と野毛飲み、などなどまぁまぁ忙しかった。

Italian Cafe MoLLette (HOT PEPPER Link)
魚介のスープ
白ワインはマルヴァジアをボトルで。

野毛で飲むならここに行ってほしい。ダウンビート。

ダウンビートについては以前、記事に書いたことがある。次の記事の「注記」。


毎週日曜日に、趣味の読書を軸として哲学と科学を語る投稿を続けているが、たまに落ちる。上述のような理由で、今週の日曜日、落としたのであった。



■ 次に読む洋書が定まらないままだったのだが、バレエの本をたまたま見つけ、表紙の絵が綺麗だったので購入して読み始めている。100ページに満たない本だが、見慣れない単語が多いので少し時間がかかりそうだ。

クリスマスシーズンには「くるみ割り人形」。毎年、半年前かそれ以前からリハーサルをしていくそうだ。他の舞台やコンサートでもそうだけれども、披露される作品は、その前に数か月、ときには1年以上もかけて入念な準備とリハーサルを経て完成したものなのだ、ということを改めて思った。ある意味、どんな仕事でも共通ともいえる当たり前のことだけれども、日々のあれこれに追われて仕事をしている私は、ふと忘れがちだ。

不思議なのは、先週購入したときには Kindle 版があってそれで手元のKindleで読めるのだけれど、今、チェックしたらなくなっている。なぜだろう。

日本語の本では、先週のうちに大木 毅著「独ソ戦」を読んだ。

これについての感想と考察を書こうと思っていたのだが、興味深いものの暗澹とした気分、あまりの凄惨さに呆然自失だ。根深い問題だと思う。来週の日曜日に投稿する予定だ。

そして、中東の社会と歴史について理解を深めるために、オスマン帝国の歴史についてよさそうな入門書を一冊を購入して読んでいる。

オスマン帝国の歴史をもう少し深めようと思ったのは、シリアの歴史について読んだからでもある。バルカン半島から黒海の国々、そして北アフリカを含む中東諸国にとって、オスマン帝国の拡大とその解体が現代の歴史に大きな影響を与えているのは間違いないと思われるのだ。

歴史と地理と地政学を知ることで現代の問題が見えてくる、それは間違いない。まだまだ入門だが、引き続き知識を仕入れて考えていきたい。


■ 蒸し暑いと、冷たい一品、ちょっと酸っぱくてピリ辛、がいいと思う。

2022/7/14 夕食 フジッリ、トマトはダイスカット、紫玉ねぎはみじん切り、青唐辛子を刻んで少し青くさいピリ辛、オリーブオイルとバルサミコと塩で和えてよく冷やす。


■ 先週にアンテナにひっかかってきた音楽を少し。

1.フルートのジャズーソウル、ファンク、R&B系の素敵なミュージシャンを見つけてしまった。アメリカはデトロイト出身の、Althea Rene (アルシア・ルネ)。2000年からアルバムが出ているようだ。ノリのいい軽めのインストでいつ流してもいい。

2017年の "Unstoppable," タイトルもジャケ写も元気いっぱいでイケイケの雰囲気、いいではないか。


2.先週もフルートのジャズを選曲したが、そういえば、フルートといえば、アル・ディメオラの 2010年のライブアルバム "He & Carmen" を思い出した。


フルートのエステル・エルガスのエロスと情熱がほとばしる演奏が最高だ。全体の雰囲気を支配するアコーディオンの音も素晴らしいし、それに応えて縦横無尽に演奏するアルディメオラのギターが生き生きと冴えわたる。

CDは確か折り畳み見開きの紙のジャケットで、メンバーの写真も満載で美しい仕上がりだったと記憶している。だいぶん前に好きな人に譲ったので手元にはないけれども。

愛聴盤だ。


3.イランのkamanche (ケマンチェ) の奏者 Hesam Inanlou の去年のアルバムは、いろいろな楽器とのデュオで、内省的な美しい仕上がりで印象的だ。

ケマンチェはイランの民俗楽器で、丸いボディと長いネックを持ち、身体の前に立てて、弓で弾く。

ケマンチェ Kamanche|民族楽器専門店トーザイ (tozaimusic.com)

Hesam Inanlouがソロで弾いている動画があったので、貼っておこう。弓で弾く3本の弦の他、何本か共鳴弦を張ってあるようだ。


4.去年の Euro Vision に出ていた Barbara Pravi (バルバラ・プラヴィ)の新しいシングルが先週にリリースされていた。

Euro Vision 2021では、"Voila"でエントリーしていた。

2019年のシングルもいい。


5.ジェフ・ベックの最近のツアーでドラムスを務めているのは、ドイツの女流・凄腕ドラマー、Anika Nilles (アニカ・ニルス)だというのを先週知った。自身が率いるバンド Nevell で3枚目のフルアルバム "Opuntia" をリリースしたばかりだ。

いや、すごい。もうぞっこんだ。惚れた。


■ 3連休の最終日 7月18日の午前中に 13.8km 走ってきた。

鶴見川、鴨居駅ちょっと東(写真は2022/7/9に撮影)
2022/7/18 時点で今年 349.3km 計画比 95.8%
今年の目標670kmに向けて、少しビハインド気味だが、ほぼ on track。 

暑いし日差しもきつかったが、2-3週間前よりましだった。アスファルトからたちのぼる熱い空気に、鶴見川と雑草で覆われた土手からひんやりした空気が混じり不思議な感覚だった。

と、いうことであっという間の3連休であった。

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