火曜日しばらく雑記帳・2023 CW08
先週、北九州に住んでいる娘と孫娘が東京へ来た。月曜日の昼に羽田に着いて午後はスカイツリー近辺で遊んだあと新横浜で一泊し、火曜日は私も休みをいただいて一緒に町田にある私の父母の家へ遊びに行った。父母にしてみたらひ孫となる。生まれたばかりのときに1度は会っているものの、そのとき以来、ヤンチャで活発、言葉もはっきりしてきた3歳になる前のひ孫と会って、それはそれは喜んでいた。
何十年も前なら、子供、孫、ひ孫が来るとなって親戚が集まれば子供だけで勝手に遊ばせといて大人達は飲み食いしながら数時間の歓談、となっただろうが、小さな子供一人中心で全てがまわる感じで、それはとても微笑ましいとはいえ、少子高齢化の社会をいまさらながら強く実感するところでもあった。
上野駅や東京駅など、特に古くからある大きな駅はあちこちにフロアやエリアの間の段差による階段があったり、ホームのエレベータがイマイチ不便なところに設置されていてわかりにくかったり、など、ベビーカーと荷物と小さな子供を連れての移動は思いのほか大変だった。
とはいえ、利用したどの駅でもエレベータが設置されていたし、何十年も前よりもずっと改善はされていると思う。これからまたさらに改善されていくこととは思う。東京はいつだって工事中だ。
■先週の雑記帳に書いたが、シリアのオリーブとトルコのワインを購入した。
瓶詰のブラックオリーブやグリーンオリーブは一つ一つの粒がとても大きく楽しみながらせっせと食べている。
今週の日曜日は、私達の地球の平和を護る日本スぺースガード協会の理事長・奥村さんがご来訪。
とっておきのトルコの赤ワイン・シルーフ・トゥルアブディンを開けた。フルーティな香りがよく、しっかりしたボディでありながら嫌味のない上品な味わいでとても楽しめた。
昼から二人で、30数年前から今までの話題はあっちいったりこっちいったり、夜まで楽しく飲み食いした。
月曜日の昼は left over をつまみながら仕事。
弁当にもブラックオリーブとグリーンオリーブが一粒づつ入る。
世界広しといえど、移動体通信関連のR&Dマネージャーで、グリーンオリーブとブラックオリーブと出汁巻きが同時に入った弁当を昼食にする人は私くらいしかいないであろう。
アーティチョークの瓶詰も買ってある。これはまた心の余裕のあるときの夕食に使うつもりだ。
■先週に引っかかった音楽を少し。
1.ジャネット・エヴラ (Janet Evra)のシングル、"Almost True"、ギターの和音を鳴らしながらしっとりと歌いあげる。トランペットのランディ・ブレッカーが参加、ミュートで寄り添う感じで雰囲気たっぷりだ。
2019年にデビューアルバムをリリースしたばかりの、ベーシストにしてボーカル、先週にこの曲で初めて知った。軽やかだが耳に残る声だと思う。
いくらか聴いてみると、なつかしいブロンディの "Call Me" のカバーは面白かった。
ブロンディの "Call Me"。1980年の大ヒット曲で当時よく聴いた。今あらためて聴いてみると、ちょっと迫力に欠けるかなと思った。知らない方も懐かしい方も是非。
他、"Lady in the Rain"も軽く流れる感じがいい感じだったので貼っておこう。
ボーカルとギターを演奏している曲ばかりになってしまった。ベーシストとしての演奏は、これからもっと聴いてみようと思う。
"Call Me" "Lady in the Rain" が収められている2022年のアルバムは "Hello Indie Bossa"。
2.ドラマーのマーク・ジュリアナ (Mark Guiliana)の "Mischief"。どういう経緯でひっかかってきたのかわからないが、とても気に入った。
マイケル・ブレッカーの曲かな、と思わせるような前半から、サックスのソロを終え、4'20"くらいからのピアノのソロが始まってパーカッションがはいる5' 50" あたりから、キース・ジャレットの ”Death And the Flower" のような感覚になり、サックスが入って最後まで盛り上がっていく、なかなか面白い。
キース・ジャレット、デューイ・レッドマン(ts)、チャーリー・ヘイデン(b)、ポール・モチアン(ds)、ギエルミ・フランコ(perc)のDeath And The Flower.
この曲に関しても、前にちょっと書いたことがある。
3.女性ボーカルのグレッチェン・パーラト (Gretchen Parlato) と リオネール・ルエケ (Lionel Loueke) のデュエットで新しいシングル " Lean In" がリリースされた。この曲にはマーク・ジュリアナが参加している。
グレッチェン・パーラトとリオネール・ルエケは4週間前にシングルをリリースしたばかりで雑記帳で紹介した。
たぶん、これからシングルが数曲リリースされて、フルアルバムが今年のどこかで出るのではないかと思うので、いずれまとめて記事にするつもりだ。
次のリリースを楽しみにしている。
4.ピアノの上原ひろみと、テナーの馬場智章、ドラムスの石若 駿による映画 "BLUE GIANT" のサウンドトラック、先週シングルカットの"First Note"を聴き、エネルギッシュでストレートな演奏が楽しく何度か聴いた。
上原ひろみのピアノも楽曲も大好きだ。とにかく力強くエネルギーを感じる。あの小さい身体のどこにあんなエネルギーがあるのだろう。Facebookでフォローしているのだが、投稿を見ていると、どうもラーメンパワーらしい。そんなところも大好きだ。
サックスはマイケル・ブレッカーを思わせる演奏でエネルギッシュにブリブリ吹きまくり、聴きごたえがある。
それにしてもジャズの漫画というのがあったとは。そして映画化とは。。これからまたジャズが大きなブームになるかもしれない。そして氷川きよしがジャズで全米を揺るがす日が来るかもしれない。。。。ちょっと妄想か。ひそかに期待している。
5.イスラエルのシンガー・ソングライターだというデビッド・ブロザ(David Broza) の "La Mujer Que Yo Quiero" ("The Woman I Want" by google 翻訳)、スペインの音楽をミックスした作風だということで、曲のタイトルもスペイン語のようだ。
6.今、京都の自宅に帰る新幹線の中でこの記事を書いている。東海道新幹線の車内チャイムが、2023年夏ごろから別の曲になる見通し、というニュースをこの間読んだ。あの TOKIO の "Ambitious Japan"から20年ぶりに変わるのだそうだ。"Ambitious Japan" はいい曲だと思う。
TOKIO はSpotifyで見つからなかったし、”Ambitious Japan”は動画で適切なリンクが見つからなかった。そこで、TOKIOといえば、やはり気に入っている一曲、この曲を貼っておこう。
■毎週のジョギングは順調だが、最近、筋トレや英語のトレーニングなど、やっぱり苦手なことについてはまったく進みが悪い。どうしても波があるのは仕方ないかもしれないが成長を振り返ってみると、このところずっと足踏みしている状態だと思う。時間だけがどんどん過ぎていく。
それにひきかえ、娘がしっかりと頼もしくなり、孫娘がぐんぐん成長していく様子も見て、思わず口に出ることはみな同じ。
「やっぱり私も歳とるわけだ。」
そして季節は巡る。関東では南風が吹き荒れて暖かかった日曜日、春一番かと思ったら、「東京都心で南風が8.0m/s以上吹かず(関東の春一番の条件のひとつ)」春一番とはならなかったようだ。
私たちはどこから来てどこに行くのだろうか。
■関連外部リンク
日本スペースガード協会