火曜日しばらく雑記帳・2025 CW02
三連休の中日 の日曜日 (1月12日)、例年どおり上野の少し浅草よりにあるお寺へ墓参りに行ってきた。年末年始は京都の自宅で過ごすので、1日か2日に妻のほうの墓参りに行き、成人の日のあたりに私のほうの墓参りに行く。
日曜日ということもあり、周辺の花屋やら蕎麦屋やらは軒並み休みだ。正月の対応のあとに一息つく、ということもあるだろう。それにしても、あてにしていた上野駅構内入谷改札横の花屋まで休みだったのはちょっとショックだった。稲荷町まで歩く間にある1軒の花屋は定休日だったが、表にいくらか花をおいていて一対1300円だという。備えてあるビニール袋に代金を入れてポストに入れればよい、ということだったので、なんとか花を調達できた。コンビニでお酒とビールとサイダーをお供えに買う。
去年は苦しかったが運よくなんとかなった。こんな私でもここまでなんとかなってきたのは、誰かに守られているからだ、という気がなんとなくしている。線香と水をあげ、花を供え、手を合わせ南無阿弥陀仏を唱え、感謝した。
まだまだ、これから、妻のため、娘・孫娘のため、父母姉弟のため、親族・友人・同僚のため、社会のため、世界のため、産業人たるの本分に徹し、社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与せんことを期し、邁進することを誓ってきた(*1)。
墓参りをすませて上野駅まで戻った。砂場も翁蕎麦も小粋蕎麦も雲吞麺も贔屓にしている店は軒並み休みだがこれは想定どおり。あてにしていた上野藪は開店前だったのにすでに長い行列ができていて諦める。
ちなみに2023年は上野藪だった。
アメ横で少し買い物をしながらぶらっと御徒町まで歩く。アメ横もごった返していてガード下の中華でも居酒屋でも、めぼしいお店はどこも行列。
たどり着いたのが御徒町のガード下、「よもだそば」。立ち食いで回転もいいので待たずに美味い蕎麦にありつけた。
噂には聞いていたけど、とても美味しかった。
濃い茶色の田舎風の麺はもちっとコシがある。奥の小さいスペースで製麺機がフル稼働していて確かに自家製、看板に偽りなし。あまめのツユは出汁が効いて味がしっかりとしている。かき揚げは揚げたてで香ばしく歯ざわりよくこちらもGOOD。
カレーは酸味とスパイスが効いていて、私が定番で作るトマトとヨーグルトで煮込むチキンカリーに近く馴染み深い味。
なかなかよいではないか。
■去年12月21日から1月11日の朝まで京都の自宅で過ごした。年末の1週間と年始の1週間は京都のリビングからリモートでフルに稼働した。家族のいろいろがあるものの、気持ちはかなり楽である。そして、木曜日・金曜日と立て続けにいい知らせが舞い込んだ。
7日は七草粥のことなどすっかり頭になく、揚げ物にしようか、ということで、妻がレンコンにサツマイモとゴボウ、ちくわ(青海苔入り)、私も、いつものビストロしまむらの鶏天で一品貢献。孫娘にも好評。
天ぷらがいくらか残ったので次の日の昼食は天玉うどん。もうちょっと見映えがする予定だったが、まぁ許そう。
11日は土曜日、午前中に新幹線で移動して新横浜の事務所に戻った。午後14時すぎから新横浜での走り初め、雑用をいくらか済ませてからの夕食は、豚とシーチキンの酒粕カレー。
要は粕汁でカレーにするだけなのだが、出汁をきかせて旨味たっぷり、なんといっても暖まる。毎冬の楽しみだ。
優しい味で so nice!
■先週にひっかかった音楽を少し。
1.イタリアのトランペッター、パオロ・フレスの新しいシングル、"Call It Something" 、去年の "Call It Nothing" の続編か。マイルスの "In the Silent" を思わせる雰囲気。
もし、マイルスが生きていて自身へのトリビュートなんて聞いたら、「何を古臭いやってんの、アホ」と言うのではないだろうか。"Miles Ahead".
とはいえ、パオロ・フレスは活動的で、多くのミュージシャンとの共演も多く、そのなかで生まれる新しい音が好きで追いかけている。
2.デンマークのベーシスト、Thommy Andersson のシングル "Blossom" がなかなかいい感じだった。
チャーリー・ヘイデンを思い出す音と雰囲気で北欧の冬の静かな雰囲気がいい。
3.ロシア出身のピアニスト・作曲家の Yelena Eckemoff (エレーナ・エケモフ) のシングル "Pilgrims"
こちらは楽しい音で、エレクトリックギターやフルートの音、転がるようなピアノ、どこか懐かしい感じのフレーズとメロディが、寒い冬の夜に暖炉のまわりに集まって楽しくセッションしているようなそんな雰囲気が大好きだ。
4.スイスのピアニスト Manon Mullener のシングル "Dominique"
ボーカルが私がイチオシのラウ・ノア。高音にしなやかに伸びる囁くような歌声が美しい。
5.ポルトガルのシンガーソングライター、Luisa Sobral (ルイーザ・ソブラル)の新しいシングル "O Resto das Nossas Vidas" ("The Rest of Our Lives" in English.)。ビデオクリップもいい感じだ。
ルイーザ・ソブラルは、その中に軽い哀愁を感じさせる明るい声とメロディがとても好きで、よく聴いている。
以前(2022年11月15日)、雑記帳で取り上げたのが"Gosto de Ti" (私はあなたが好き - by google 翻訳) 、リスボンの街だろうか、ビデオクリップも楽しい。
この曲が収録されているのが 2022年のアルバム "DanSando"。
2014年から2年おきくらいに計5枚のアルバムをリリースしている。今年、新しいアルバムが出るのではないだろうか。楽しみだ。
■上述のように、11日(土曜日)の午前中に新幹線で移動して新横浜の事務所に戻った。前日は雪で新幹線が遅れたりしたが、11日は正解で、快晴の東海道を遅延もなく移動した。
午後14時すぎから新横浜での走り初め、いつものコースを 13.8km 走って来た。
今年は、少しは平和な世界に近づくことができるだろうか。
世界中の紛争が早く解決しますように。
■注記
(*1) Panasonic の経営基本方針の一つ、「綱領」である。
3. 綱領 - パナソニックグループの経営基本方針 - パナソニックグループの経営基本方針 - パナソニック ホールディングス
興味ある人は、これに続く「信条」「遵法すべき精神」も押さえてほしい。
4. 信条・七精神 - パナソニックグループの経営基本方針 - パナソニック ホールディングス