【リサイクル】付属品の有無の重要性について
こんばんは。
本日は、付属品の有無が買取金額にどれくらい影響するかについて。
「元箱や付属品はございますか?」
リサイクルショップを利用したことがある方には馴染みのある言葉ではないでしょうか。
一般的に中古で商品を売買する時には付属品があった方が良いとされています。
カメラを例にすると、元箱・充電器・バッテリー・説明書・レンズ・ストラップなどいくつもの付属品があります。
実際に付属品の有無はどれだけ買取に影響があるか。査定する側からの率直な意見をお伝えすると、
「あったほうが良いものと無くても良いもの」があります。
基本的に動作確認が必要な物は電源やバッテリーなどの付属品が必須です。(デジタルカメラ・PC・テレビ・携帯電話・ゲーム・脱毛器…)
また、中古相場の高い物ほど元箱や説明書など購入時についてくる付属品が全て揃っていると良く、さらに保証期間内のものであると買取金額も出しやすくなります。
では質問です。下の画像はそれぞれ重量ある商品で中古相場も高い商材ですが、どちらの方が買取金額を出しやすいでしょうか。
正解は給湯器です。
ポイントは元箱の有無です。
私のように店舗販売はせずに買取した商品をネットオークションで売買する場合、落札された商品は梱包して発送する流れとなります。
市販で販売されている段ボールのサイズ内に収まる商品は梱包も楽にできますが、そのサイズを超える商品や規格外の商品は梱包時間をかなり要します。
特にサイズ・重さがある商品はしっかりと梱包されていないと運送会社に断られることがあるので気を使うんですよね。
ちなみに上の発電機は160サイズの段ボール二つ使い、底が抜けないように木板を内側に挟んで梱包しました。確か30分くらいかかったかな。
一方で給湯器の方は未使用で梱包済みなので、オークションで落札後は梱包せずにそのまま運送業者に持ち込みました。
他にも草刈り機やランニングマシーン、ギター、大型スピーカー(オーディオ)などは箱やケースがあると良いです。
逆に中古相場の低い商品やコンパクトなサイズの物は箱や説明書などの付属品がなくても問題ありませんのでご安心を。
また、フィギュアやお酒などといったコレクターズアイテムは箱がついている方が喜ばれるので取っておいた方が良いです。
この業界は、いかに買取件数を増やすかが大事です。出張買取をメインにする企業は出品・梱包の時間を極力少なくして買取に充てる時間を増やすのが上手くやっていくコツです。
査定員は実はそういうことも頭に入れて買取をやっています。
参考にしてもらえれば嬉しいです!