復習計画のない読書に意味はない
少し過激なタイトルですが、実際に私はそう思っています。
このタイトルに1番ドキッとさせられるのは私です。何を隠そう、自分がこれまで何冊も無駄な読み方をしてきたからです。
私はよく本を読みますが、これまで読んできた本のなかには正直言って内容をほとんど覚えていないものも多いです。人に「〇〇って本には△△のことは書いてあった?」と聞かれると「書いてあった or 書いてなかった」とは答えられます。しかし、じゃあ何が書いてあったかを自分1人で思い出せるかというとそれはなかなか難しい。
そもそも読書は先人の知恵を借りたり、先人の失敗を繰り返さないようにするものだと思っていますが、せっかくその目的で読書したのに大事なタイミングで覚えていないのなら意味はありません。
「これまでの読書にほとんど意味はなかった」と認めるのは結構辛いものがありましたが、今後の読書をよりよいものにするために私は認めました。
さて、肝心の復習方法ですが、いたって簡単です。
本を読みながら、少しでも大事だと思った部分はiPhoneで撮影し、Apple純正メモに入れましょう。
あとはハッシュタグ機能を使ってメモの検索性を増しておき、電車の待ち時間や、知人が約束に遅れている時などに開いて読み返すのみです。
参考までに、私の純正メモはこんな感じです。
読書の効果を高める方法論が書かれてある「レバレッジ・リーディング」という本がありますが、基本的にはこの本が言いたいことは「復習しような」という話だと思っています。
「レバレッジ・リーディング」のやり方も悪くないと思いますが、紙に書くだの印刷するだのは準備に時間がかかりすぎます。読書の効果は高まるかもしれませんが、効果を高めるために仕入れコストも高くなってしまい、トータルリターンが大してよくないのではと思っています。
あくまで私の主観ですが、私のやり方であれば、何度でも・時間をかけずに・場所を選ばずに読み返せます。この方が頭に定着すると思いますし、実際私はこの方法を採用してから、本の内容をかなり覚えるようになりました。
読書をするなら復習ありきです。