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柿の成長記録|12月の振り返り

冬の到来

こんにちは、鈴木農園です。
三重県伊勢市で柿栽培をしている農家です。


干し柿つくってたら
気づくと12月は過ぎ去っていました。


干し柿加工を始めてからも
11月の間はけっこう柿が残っていると思っていましたが
いざ11月中旬、下旬、12月…と進んでいくと
軟化が早くて皮むき出来ず土に還ってもらいました。

採らなかった柿は土に還ってもらう

11月半ばまで暖かい日がつづいて
干し始めが遅かったのですが
収穫時期の終わりが遅れるわけではなかったですね。

例年より皮むき期間が
一週間か、10日間ぐらい短かったので
期間の短さをカバーするべく短期集中で乗り切りました。


気温が高いと乾きが早過ぎてパサパサになってしまったり
雨の日が続くと紫外線の殺菌効果が得られないので
早く始めればいいというわけではないところが
タイミングと管理の難しいところです。



乾燥過程も後半に入り、水分が抜けて
しんなりと小さくなってきたら
もみ作業をはさんでから表裏をかえして引き続き乾燥させます。
空いたスペースは詰めて省スペース化します。

凝縮されてきた糖が
表面でツヤっとキラッとしてきます!

色味もだんだんと
明るい橙色→朱色→飴色のように変化していきます。


袋に詰めて完成。
なんとか昨年とほぼ同量出荷できました。


早朝は霜が降りる日も出てくる12月下旬。
柿の葉が落ち切ってから休眠期の間に
剪定作業を行い、次のシーズンのための栽培がはじまります。

霜が降りた地面
葉が落ちた柿の木の様子

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