◆音楽雑談◆とても難しい?音楽の授業感想文
日本一楽しく身につく♫音楽の授業の作り方
鈴木太一です!
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音楽の授業の感想文って、とても難しい?
「感じたことや気づいたことを書きましょう。」
これってよくある問いのフレーズだけど、
生徒からしてみたら、こんなことが頭の中で起きている。
・正解は何か?(なんて書いたら点数が高くなるか?)
・よく分からない(気づくってなに?)
・そもそも何も感じない(と思っている)
自分が期待しているレベルの返答と乖離することがとても多い。
(知っている言葉を字数を埋めるために並べて、はいおしまい!って答えがあまりに多い。一生懸命書いているのはすごく伝わるけど。)
これは教える側の反省すべき点。
一般的にも、音楽をたくさん勉強してきて、音楽の楽しさや深みを知っている先生たちが、
その楽しみをたくさんの生徒に伝えたい、知ってもらいたい。
そんな思いで教材を作るんだけど、その結果、
生徒たちが経験する「楽しむ」の深さはきっと
先生たちが想定しているものとずいぶん離れている。
そもそも音楽の授業で「音楽の力」は身についているのか?
このギャップを日常の授業で埋めていきたい。
豊かなミュージシャンシップと音楽のリテラシーを育むこと。
本を読むみたいに、自在に楽譜を読める力が育って、音楽の授業の中で毎時間たくさんのレパートリーの音楽をアンサンブルすることができる。
そして、本物の音楽から芸術的な構成的な美しさを感じ取る。
アンサンブルを通して、人と人との関係性におけるいろんな塩梅を身につけていく。
そんな力が身につけられたら、音楽の授業の価値がもっと知られていくんじゃないかなぁ。
結果、音楽系の部活動もより面白く発展していくんじゃないかなぁ。