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名前の由来がある人が羨ましい話

当たり前ですが、ちゃんと妻にも名前があります。特に珍しくもなく、普通に読める漢字の名前。

小学生の時にやった人がいるかなと思うのですが、授業で自分の生い立ち振り返りみたいなのなかったですか?産まれてから今までの歩みを、家族に聞いてまとめるみたいな。


あの授業、すごく大変だったんですよ!


宿題が出た日、張り切って母親に聞いたんですよ。産まれた時の様子とか、名前の由来とか、初めて話した言葉とか、それはもう無邪気に聞きましたよ、えぇ。

母:うーん…どうだったかなぁ。
  あんまり覚えてないんだよね。
  記録もしてないし…。

…は?ですよ。本当に。

確かに母は私を産んでわりとすぐ仕事を始めたようですし、マメなタイプではないので記録は少ないかなーとは思いましたけど、まさかですよ。ギリギリ幼少期の予防接種の記録が書いてあるだけの母子手帳だった(笑)

というわけで、世紀の捏造を施した宿題になったわけですね。ただ、名前の由来だけは記録は関係ないし、ちゃんと書けるだろうと思って聞いてみました。

母:画数。


…それだけ?響とかは?誰かから字をもらったとか、お世話になった人につけてもらったとかは?衝撃すぎて何度も聞いたけど、回答は

母:ないねー。


母よ…!しかもなんでその画数かは教えてくれないという鬼畜の所業。今では笑い話ですが、当時は本当に母の愛を疑ったよ…。とりあえず宿題は完成したけど、なんだか悲しい気持ちになったのをよく覚えています。


ちなみに、社会人になってママさんスタッフにこの話をしたところ、第二子以降は記録が手薄になりがちみたいですね。性格にもよるかもしれませんが、確かに幼な子を複数育てながらマメにいろいろ記録するのは大変かも。働いてるなら尚更ですね。大人になるとわかる母の大変さ。ここまで育ててくれて感謝!

というわけで、妻の名前の由来でした。


※妻は母のことをとても尊敬しているし大好きですのでご安心を!


#名前の由来 #第二子あるある#母は偉大

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