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しずくだうみ
2020年6月30日 15:14
長くてつらい冬が終わり、花が咲いて新芽が芽吹く春がやってくる。穏やかな陽気にうつつを抜かしている時間は束の間、5月に差し掛かるかどうかの時期には夏日がヒョイと登場し、私たちは汗をかき、夏はもっと暑いのだということを忘れかけていたのにこれでもかというくらい認識させられる。そして、夏に備えてあれやこれや……と物品を揃えているうちに、ワイのことも忘れないでくれや!!と梅雨がデーンと居座るようになる。
2020年6月14日 06:15
なぜあじさいが好きなのだろう。「好き」に理由なんかないと思う反面、ある程度理屈でも説明できるのではないかとも思う。花の淡い色彩、湿った空気の時期に咲くこと、町のあちこちに鎮座して景色のひとつになっていること……。あえて理由をつけるとしたらそんなところだろうか。小学生の頃、あじさいの「花」は真ん中の小さな点にしか見えない部分で、色づいて大きく広がっているのは「ガク」なのだと両親に教えられて
2018年10月7日 13:05
「烏丸御池」の存在を知ったのは中学生の時だった。修学旅行の行程を組む時に「とりまる」だと思ったそれは「からすま」と読むことを知った。中学生ながらに、京都には難読地名がありまくるのだろうな…とその時は思った。まさかその時は20代で1年に3回京都に行くことになるなんて思っていないし、「太秦」「蹴上」「雲母坂」で躓くことになるとも思っていない。ただ、これから京都の地名が読めなくても知ったかぶりをしない
2018年9月18日 21:42
夏が終わりにさしかかってくると物悲しいような気持ちになるのは、単純に気温が降下するから なのだろうか。あんなに暑い暑いと言ってつらい思いをした数ヶ月だったのに、いなくなるとさみしくなるだなんて、まるでDVをする恋人から離れられない人じゃないかと思うけど、まぁ、夏の終わりは大体そんな感じで生まれてからの26年を過ごしてきた。好きな季節をきかれたら春と秋 と答える。理由は過ごしやすいから。食べ物はい