ハムみたいなもやし、なんでこうなってるの?
気になって仕方がないさんごうです。
くだらないことを記事にしてしまって恐縮です。
この形のもやし、見たことありますか?
一度はどこかで目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
通常、もやしナムルって大体ほうれん草とか大根とか他の物と一緒になって、パックに入っていて、お総菜コーナーにあると思います。
でもこれ、お総菜コーナーに置いてあるわけでもなければ、そもそもこの形にしている意味はなんなんだ?と気になりました。
初めて見た時はしばらく立ち止まって考えちゃいました。
そこで、試しに買ってみました。
(結構でかい……)
どこかしらにこのパッケージの理由書いてないかと探しましたが、当然書いてあるはずもなく。
天下のGoogle先生に頼ることにしました。
……が!どこにも書いてない!
飛び散らないで開ける方法聞いてる人はいるのに、このパッケージに疑問を持つ人はいなかったの!?
一応、インタビュー?質問?したようなブログ記事はありましたが、誰に聞いたのか分からないのと、そもそも理由は分からないって回答だったので何も得られえませんでした……。
そこで、ここからは個人的な考察。
なぜこのパッケージが生まれたんでしょうか?
◆考えられる理由その1:保存期間が長くなる
もやしって生だとすぐ痛むんですよね。ついこの間買ったと思えばもう液体化して腐ってたり……。ナムルにすれば少しもちますが、おおよそ4日程度だそうです。
総菜コーナーにあるパックのもやしも、基本的に1~2日で消費期限書かれてないですか?
そこでこちら、一昨日あたりに購入したんですが、賞味期限10月28日でした。めっちゃ日持ちするやん……。目安は90日くらいみたい。
おそらく真空に近い状態になっているから日持ちするんでしょうね。私が買ったものもとても小さな気泡が1つ入っていただけで、ほぼ空気は入っていませんでした。
これには製造方法に秘密があるのではないかなと。パッケージの両端を見て、少し想像してみました。
こちら向かって左端の写真。キレイに縛られてます!
こちら向かって右端の写真。よく見ると、縛られている外側のビニールに液体の跡がついています。
なので、詰める時に左側を下にしてもやしと液体を入れていき、液体があふれるところまで入れたらそのままギュッと縛って切っているんじゃないでしょうか!
原理的にはソーセージ!こうすることで真空になりますね!
◆考えられる理由その2:製造コストが下がる
真空にして賞味期限を延ばすことを目的に考えると、上記の方法以外で行うには空気を抜く機械を導入しないといけないですよね。そうなったらイニシャルコストが結構莫大になって……。とこれは完全に適当言ってます。
ただ、この形のもやし、相当昔からあるみたいなので強ち間違ってはいないのではないかなと。
写真であげているのは「ロケット」タイプなんだそう。
よくある切り口がついていて開ける「巾着」タイプが1999年9月に発売になっているから、このロケットタイプはそれよりも前であることが分かりますよね。
その当時の真空機械がまだそれほど普及していなかったと考えれば、コストを抑えるための手法と考えられます。
◆考えられる理由その3:耐久性が上がる
別にこの形じゃなくても真空なら耐久性はあるだろうけども……。
液体が入ってこの形だと、落とした時に破裂するんじゃないか?と言っているブロガーさんとかいたので、試しにやってみました。
落としてみたり、軽く投げてみたり。
(さすがに全力投球は怖かった。)
まったく問題なし。だいぶ重い音がするし、ご近所迷惑だったかもしれないけど……。買い物帰りに落としても問題ないことが証明出来ました。安心してください。
(多分尖っているものに当てると破けるので、お気を付けて。)
あと考えられるとしたら何だろう……。
同じような形してるのってチーカマとか魚肉ソーセージ?
もしかしたら、おつまみ系はこの形が売上が良かったりするのか……?
と、考えましたが、根拠になりそうなものがなかったのでやめときます。
カネカ食品さんにお問い合わせすれば答えてくれるのかもしれないですけどね、さすがにこんなことでお手間取らせるのは申し訳ないので。
(イチビキ子会社ってなってました、知らなかった~。)
◆考えたついでに食べてみた
案の定、開ける時にブチ撒けました。
インナーまでもやしの汁でいっぱいだ……。
正直、めちゃくちゃおいしかったです。
そもそも豆もやし好きなんです。キムチ風?なんでわりと酸っぱかったかも。ビールに合う、みたいなポップ書いてあったけど、個人的には焼酎のほうがいいかなと思います。
お酒好きな人は食べてみてください。いいつまみです。
このパッケージに疑問を抱いてこの記事にたどり着いた方、少しでも疑問が解消されたら良いなと思います。解消されたらスキ押してください。笑
次の記事は、とある方にお声かけ頂いたので参画してみようかなと思います。昔の友人へのお手紙です。
届きますように!