JR、年末年始予約61%減
2020/12/11 日本経済新聞朝刊
JRグループ6社は10日、年末年始の新幹線や在来線の指定席の予約席数が、9日時点で前年同期比61%減の162万席だったと発表した。新型コロナウイルスの感染再拡大で帰省や旅行を自粛する動きが広がり、11年ぶりに前年を下回った。比較可能な1997年以降で過去最低だった。
感染者が増加していく中で人の移動も制限されている証拠である。今年は年末年始の帰省や旅行を自粛する人が多いのが要因だろう。
鉄道会社は大きいところが多いので利用者数が減少してもある程度は持ち堪えることができるが、個人で経営しているところは厳しいだろう。人の移動が制限されるというのは相当な影響がある。
感染者が増加すると自粛すべきという意見が増えてくるが、経済活動がストップしてしまうことも考慮しなければならない。
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