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「『古事記』に帰れ!」──「邪馬台国=阿波国説」論者はかっこいい!?


上の写真はメンバーシップ掲示板より
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かぁーごめ、かごめ、籠の中の鳥は、いつ、いつでーやぁーる。
夜明けの番人、つるつるつっぺぇつた。
なーべの、なーべの、そぉーこ抜け。底、抜いて、たぁーもぉーれ。

さて、私はいつになったら鳥籠から出られるのか?
その日に向けて準備をしたい。

今年はオリンピックイヤーということで、閏年。
2月が1日長くて29日まであるけれど、
3月はもう目の前だ。

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もう少し、生きて記事を書いてみようと思うので、
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お礼として、メンバー限定記事を増やしていこうと思います。

ちなみに明日の記事は、
「邪馬台国はどこにあったか?【諸説あり】」
の予定です。


さて、「邪馬台国=阿波国説」論者は言う。

『古事記』に帰れ!

『古事記』には事実が書かれている。

事実をもとに真実を突き止めろ!

間違っても『古事記伝』に頼るな!

自分の頭で考え、真実を突き止めろ!」

実にかっこいい!!

■「四国」の古称「伊予之二名島」について


「邪馬台国=阿波国説」論者は言う。

事実=「四国」の古称は「伊予之二名島」(『古事記』)
ここから自分の頭で考えて、
真実=「四国」は、伊国(東部地方)と予国(西部地方)に分かれていた。

2010年発行の雑誌『ムー』には、
「日本神話の舞台は阿波である」
(阿波国の山間部が高天原で、平野部が出雲)
とある。

現在(2024年)では、さらに研究が進み、
「日本神話の舞台は阿波である」「日本は阿波から始まった」
「伊国→委国→倭国(邪馬台国)」「邪馬台国は阿波にあり」
となっている。

で、思うのは、

──本当に『古事記』を読んでいるのか?

手元の『古事記』「国生み」には、
「次生伊豫之二名嶋。此嶋者身一、而有面四。毎面有名」(次に生まれたのは「伊予之二名島」で、この島は1つではあるが(広いので)4つに分けられ、それぞれに名が付けられた)
とある。

──『古事記』に書かれている事実は2つ

①誕生した時から既に四国は4つに分かれていた。
②4つに名が付けられたのに、「四名」ではなく「二名」である。

「伊国と予国の2つに分かれていた」とは書いてないけど・・・「4つに分かれていた」とあるけど・・・もし『古事記』を読んでいないのであれば、言っていることとやっていることが異なるのであれば、カッコ悪いぞ。
 あと、「『日本書紀』には真実が書かれていないが、『古事記』には真実が書かれているから『古事記』で考える」という前提は正しいのだろうか?


1.四国は「伊予之二名島」(『古事記』)
2.四国は「伊予之二名島」(『古事記』の解釈)
3.四国は「伊予之二名島」(日ユ同祖論)
4.「伊予之二名島」の2つの謎【総合】(メンバー向け記事)


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