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40女が考えるリゾバのメリット&デメリット

はじめに

こんにちは。パン田と申します。
私は10年以上勤めた会社をホイッと辞め、1ヶ月フラフラと海外旅行に行った後、なぜか温泉旅館で仲居のリゾバを始めました。

ここまで働いてみて、リゾバの良いところ&悪いところが見えてきたので、今後リゾバ勤務を検討されている方(特に私のようなアラフォー世捨て女)に届くといいな、と思い記事にしてみます。

私がなぜリゾバを始めたか

私はもともと旅行が好きです。普段と違う非日常感を味わうことができるのが最大の喜びで、観光地を見たりおいしいものを食べたりすることより、旅先への移動そのものが好きだったりします。

それに関連して、住む場所を変えながら働くアドレスホッパーやノマドワーカーに憧れていました。

ですが、会社を辞めたからっていきなりPC一台で食っていくぜ!俺は!などというわけにもいかないなぁ、と思った時に頭に浮かんだのがリゾートバイト(リゾバ)でした。

いろいろと情報収集するうちに、観光地に暮らしながらお金も稼げる、語学も活かせる。まぁまぁ理想的な働き方では?と思うようになり、よっしゃやってみっか〜〜と派遣会社に応募し、採用されました。

職場環境や条件は、職場や職種によってかなりまちまちだと思いますが、以下「温泉旅館の仲居・客室係」という業務についている私から見たメリット&デメリットです。

元社畜的リゾバのメリット

出会いがある

当然ですが新しいコミュニティに飛びこんでいくので、たくさんの人と同時に出会えます。

ここに来て一番驚いたのは外国人スタッフの多さ。初めてベトナム人の友人ができて、日本語を教えたり逆にベトナム語を教わったりしています。

またこれまでいた世界とは全く違う価値観で生きている人たちと出会い、仕事に関する考え方がちょっと変わったような気がします。

新しい経験ができる

まさかこの年で旅館の仲居になるとは思っていませんでした。

お料理を出して説明したり、布団を敷いたり、観光バスの団体客をお見送りしたりといろいろな業務をする中で、お客さんとして見ているだけでは知り得なかった旅館の裏側を体験できているのがシンプルに楽しいです。

非日常を味わえる

今住んでいる寮にはキッチンがありません。電子レンジとお湯だけしかないという制約の中で、食事の準備をすることを楽しんでいます。(もともとあまり料理もしません、、)

また短期間だけ住む寮の部屋をいかに快適にするか、例えば除湿機や扇風機なしでどうしたら涼しく過ごせるか?等を考えたりググったり、100均で揃うグッズだけで工夫したりするのも楽しいです。

スキルを活かせる

私でいうと外国語ですが、幸いインバウンドゲストのおかげで英語も中国語も韓国語も活かすことができています。何より周りに感謝され、重宝されていると感じて嬉しいです。

生活費が抑えられる=貯金できる

まず寮費が無料、光熱費も無料、勤務日限定でまかないも支給されるため、本気を出せば生活費0円でも生きていける環境です。

リゾバを数ヶ月やって、お金を貯めて旅行に行って、またリゾバをやって、、という生活も、全く無理なく実現可能だと思います。

温泉に入れる

職場環境にもよりますが、私の職場では大浴場の天然温泉に入り放題です。利用時間や備え付けのシャンプー類は使えないなどの制限はありますが、風呂好きとして、温泉に毎日つかれるのはものすごいメリットです。

館内寮で通勤時間2分

出勤時間の直前に部屋を出れば間に合うし、雨が降っても関係なく、夏の暑さにもさらされずに移動できるので最高です。

業務範囲が明確でそれ以上を求められない

派遣バイトなので、社員さんの指示のもとでしか業務することがありません。これまでの社畜人生では考えられないことですが、まさに言われたことだけやっていればいい環境です。

(むしろ気を遣って手を出すと「勝手に触らないで」となるので、最初は自分のチューニングを合わせるのに少し手間取りました)

極端に言えば、ちゃんと出勤して最低限やっておけばお給料をもらえる、誰の面倒も見なくていい、夢のような環境です。

元社畜的リゾバのデメリット

次はデメリットを書き出してみます。

年下に大きい顔される

社員さんの中には、高卒入社3年目とかのクソガキ若者もいます。

年下に指導されることはこれまでもたくさんあったので抵抗はないのですが、なぜか初対面からタメ口だったり、なぜか名前を呼び捨てにしたりされることがあります。

まだ若いし、育ってきた環境が違うからなぁ(セロリ)などと思いながらハイハイと対応しますが、気持ちいいものではないですね。笑

0から人間関係構築

メリットの一つ目に「出会い」と書きましたが、これはそのままデメリットにもなります。

同期がいれば心強いですが、ひとり入社の場合、当初は馴染むのに苦労するかもしれません。

私はひとり入社でしたが、幸い同じ派遣会社から来ている先輩がいろいろ教えてくれて仲間とも繋げてくれたので、なにもわからない!どうしよう!ということはありませんでした。

(まぁアラフォーにもなって孤立してしんどいよぉ、、ともなりませんが)

館内寮は気を遣う

まず、お風呂に行くにも誰かの目を気にする必要があります。

自分が休みの日でも、部屋の外にある配膳室では朝食をお部屋に出すための準備が行われたり、スタッフ用通路から出かけようとすると業務エレベーターが混んでいたり、なかなか気を遣う部分が多いです。

野菜不足

出勤日はまかない支給がありますが、レトルトが多めで野菜が不足しがちです。野菜ジュースやビタミン剤で補給しようとしていますが、なかなかバランスを取るのが難しいと感じます。

キッチンがなく自炊も難しいため、ここは引き続き工夫をしていきたいと思っています。

まとめ

私はデメリットの中のいくつかについて、今後もずっと対面していくことは難しいなと感じ、もともとの予定である3ヶ月間で契約を終了することに決めました。

こんなふうに、ある程度自分次第で働き方を決められることが、最大のメリットかもしれません。これからもわがままに生きていこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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