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235.夏の終わりに、ビルマ汁をつくって食べた(前半)
ごきげんよう。
9月に入ってもまだまだ暑い
…と思っていたのですが、
先日、「昨夜から今朝は比較的すずしいな」と思って朝の散歩をしていたところ、ツクツクボウシの鳴く声を聴いて、
すごく「夏の終わり」を感じました。
というわけで、ビルマ汁を作ってみました。
きっかけ
「ビルマ汁」。
このパンチ効いた名前の郷土料理を知ったのは、noteのおすすめに表示されていた、asさんのこちらの記事からです。
名前のインパクトもさることながら、美麗な写真と、詳細な調理過程と感想に、「これは自分もぜひ作ってみたい」と思ったのでした。
で、ビルマ汁って何?
一応ググってみると、一発目で公式サイト(?)が出てきます。
サイトにはこうあります。
益子町内に田町という地区があります。
この地区のごく一部の家庭では夏になると、出てくる定番メニュー、ビルマ汁。
なるほど。
栃木県は芳賀郡の益子町、そのなかの田町という地区の、ごく一部の家庭で供される夏のメニューと……
いや限定的すぎんか?!
市でも郡でもなく、町…のなかの一地区の、おまけにその中でもごく一部の家庭で出るメニューて。
ローカル度合いが半端じゃありません。
よく世に出てきたな。
・由来~なんでビルマなのか~
なぜ、栃木のごく一部のエリアの家庭料理に「ビルマ」が入り込んだのかというと、そのルーツは終戦時に遡るようです。
ビルマ汁の歴史は、1945年の終戦の年まで遡ります。
当時、太平洋戦争で出征された「もおかや」の先代飯塚潤一さんが、戦地ビルマ(現ミャンマー)で食べたスープの味がとても美味かったと忘れられず、終戦帰国後、当時の日本で手に入る材料で当時のビルマで食べた味を再現したのが始まりです。
その味を近所の方々に伝え、長年、田町自治会では、夏の家庭料理として、食卓に並んでおりました。
なるほど、戦地で印象に残った味を再現したわけですね。
・ビルマ汁、つくり方
由来がわかったところで、つくり方を見てみましょう。
料理の概要はこんな感じ。
赤々に熟したトマト、夏野菜の代表格ナスやインゲン、地元産のジャガイモやニンジンをぶつ切りにし、和風だしで煮込みます。トウガラシで辛味を出し、カレー粉で風味を付け、出汁のきいた熱々で辛味のあるスープは後を引く美味しさです。
なるほど。いかにも夏向けで、おいしそうです。
材料や分量付きの詳しいレシピも公式サイトにあります。
ざっくり見た感じだと「和風スープカレーやん」となるわけですが、果たして実際の味はどんなものでしょうか。
次回、作ってみた&食べてみた
思ったより長くなったので、ここまでを前半として、作って食べてみた結果は、後半に続くとさせていただきます☆
お楽しみに!