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116.マルチタスクもいいけれど

ごきげんよう。

これを読んでくださってるなかで、
いつも「やること」に追われている人はいらっしゃいますか?
僕もそうです。

時間が足りない!

タスク管理と時間管理は僕は長年の課題で、
いつも「やることを書き出す」まではやるのですが、
結局書き出しっぱなしになってしまい、
「やること」がどんどん増えていき、
結果いつも「緊急性のあるもの」だけをなんとかこなす…
そんなことを繰り返しています。

時間が足りない!
という見出しの言葉は、そんな僕が
焦ったときによく使うワードですが、
しかし、本当に時間が足りないのでしょうか。


「あれもこれも進めなきゃ」の陥穽

たくさんの「やること(Todo)」に向き合ってると、ついつい同時進行でやりたくなります。

「あれやらな!…ああ!でもこれも進めなきゃ!」
みたいな。

けど、そうやって並行していくつものことを同時に手がけていると、
取り組んでる間はやってる気になるものの
振り返ってみるとどれもロクに進捗していない…
ということが往々にしてあります。

あれ?あんだけ時間かけて、これだけしか進んでない…??
みたいな。

そんなとき、
ある方がしてくださった例え話が
とても学びでした。

曰く

これから料理をしようというとき、
例えばハンバーグセットを作るとしようか。
スープと、サラダと、ハンバーグと、付け合せと、ごはんと、デザートを作らなきゃいけない。
そのときに、同時進行でうまく作れたら良いけど、
不慣れでそんなに早く出来ないとしたら、
1時間経ってスープも下ごしらえ中、
サラダは切る最中、
ハンバーグはタネを混ぜる途中、
みたいに、どれも中途半端にしてるより、
その時間でまずはスープを完成させたら、ひとまずスープは出せる。
その状態で、次の品目に取り掛かった方がいいよね。

…というようなお話。

ひとつひとつ進めよう

僕の文章力の拙さのせいで
「そりゃそうかもね」くらいにしか
伝わらなかったかも知れませんが、
この話を聞いた時の僕は「確かにそうだ!」
と、目が開かれた思いでした。

そこから、僕の仕事はガラッと変わった
…かというと実はそんなこともなく(オイ
相変わらず積み上げたタスクの平行処理に挑んでは玉砕する不毛な日々を過ごしていました。

あれですね、
いわゆる「頭ではわかっているんだけど…」
という状態です。

どうしても、何かに取り掛かってる最中、他のことが気になってしまうんですね。

しかし、この間思い切って、
「この時間はこれだけをやる」と決めて取り組んでみたところ
やっぱり、そっちの方が明らかに物事が前進しました。

多分、最大の敵はひとつのことをやっている途中に
浮かんでくる「そういえばあれもやらなくちゃ」という思い。

それをグッとこらえて、目の前のことを完了させるか、
一区切りつくまで進めるかする。

結局そのほうがトータルで早く進むし、
そして、やってる方の感覚としても、
その方が達成感がある!

そういう体感があったので、
これからもあっちこっちに意識が散るのを抑えて、
ひとつひとつ集中して終わらせられる人になっていきます。


(と、いうこの記事を書く最中に、何度もほかのタスクに取り掛かって中断したことには目をそらしつつ。(笑))

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