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平凡大学生がロジカルシンキングを身につけた方法
僕はゲームが好きだ。
ポケモン、モンハン、スマブラ。
ウイニングイレブン、FIFA、Apex。
これらは僕がこれまで遊んできたテレビゲームたちだ。
これらのゲームに共通する特徴として、相手と戦い勝利を目指すという点がある。
今回は、「相手が存在し勝利を目指すゲームを全力で遊ぶことは、ロジカルシンキング=論理的思考力の習得に効果的なのではないか」ということについて考えてみた。
まずそもそもロジカルシンキングって何だろう。
**ロジカルシンキング(論理的思考)**とは、物事を体系的に整理し、筋道を立てて考える思考法です。感情や直感に頼らず、事実やデータをもとに論理的に結論を導くことが目的です。
ロジカルシンキングの基本原則
MECE(ミーシー)
「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive(漏れなく、ダブりなく)」の略。
ピラミッド構造
主張を支える根拠やデータを階層的に整理する。
Why(なぜ)とSo what(だから何?)
「なぜ?」を繰り返し、問題の本質を見抜く(Why思考)。
「だから何?」を考え、具体的な行動につなげる(So what思考)。
ロジカルシンキングを身につけることで、物事を整理し、相手に分かりやすく伝える力が向上します!
ロジカルシンキングについて少し理解が深まってきたところで、なぜゲームをすることがロジカルシンキングの獲得につながるのか。
それはゲームで勝つために、意識せずともロジカル思考の基本原則にあるWhy思考とSo what思考を短時間のうちに圧倒的な回数こなすからである。
サッカーゲームを具体例にして説明しよう。
サッカーゲーム1試合(約10分)の中で、全く同じシチュエーションは存在しない。
自分の選手11人と相手の選手11人が常に動いている。
刻一刻と変化する状況の中で、相手よりも多くシュートを入れて勝たなければいけない。
シュートした。外れた。なぜだろう。右利きの選手だけど左足を使ったからか?じゃあ次は利き足でシュートしよう。また外れた。なぜだろう。ゴールから遠すぎたのか?じゃあ次は近くからシュートしよう。ゴールの近くからシュートした。入った。またシュートした。今度は外れた。なぜだろう。
シュートという1つの行為だけとってもこれだ。
パス、ドリブル、ディフェンス、それ以外にも膨大な要素について、10分間思考し続ける。
Whyを経たSo whatの先に初めて勝利が訪れる。
つまり、勝利を追求することを目的にゲームをすると、遊んでいる間、無意識にロジカルシンキングをし続ける状態に置かれることになるのだ。
ゲームでは勝つと相手のレベルが上がるシステムを搭載していることが多い。
相手のレベルが上がるたび、負ける。勝つために負けた原因=Whyを考える。勝つためにどう改善するか=So whatを考える。
この繰り返しが、自身のロジカルシンキングの向上につながる。
楽しみながらロジカルシンキングを鍛えられるという面では、ゲームは優れた手段だと思うし、ゲーム以外の面でも活用できる汎用性の高いスキルとなって自身を助けてくれると思う。