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高齢化率が過去最高!?4人に1人が高齢者


少子高齢化の問題が出てから数十年経ちますが、ついに4人に1人が高齢者の時代です。

まず最初に高齢者の定義を確認しましょう。
厚生労働省では65才以上を高齢者としています。これは1956年にあった国連の報告書が基準になっていて、国内の人口統計も65才以上が高齢者になります。
※法令によって高齢者の定義が異なることもあります。

次は高齢化率についてです。
高齢化率は総人口に占める65才以上の高齢者の割合をいいます。
高齢化率の割合によって、「高齢化社会」、「高齢社会」、「超高齢社会」に分けられます。

「高齢化社会」・・・高齢化率が7%~14%
「高齢社会」・・・・高齢化率が14%~21%
「超高齢社会」・・・高齢化率が21%~

世界的な統計を見ても超高齢化社会は日本以外にイタリアとドイツだけになります。


高齢者が多いということは長生きをしている人が増えているということなので、個人的には幸せなことなんじゃないかなぁ?と思います。
高齢化の問題は、高齢者が増えていることではなくて、
生産年齢の人口が減っていること
高齢者が増えることで医療費や社会福祉費にかかる費用が増えていること
が原因になっています。
生産年齢の人口を増やすため、少子化問題の解決や女性の雇用拡大、子育てしやすい社会の実現などで、働く人が増えるような対策がされています。
また、高齢者の医療費や社会福祉にかかる費用の抑制についても、健康年齢の引きあげや在宅医療の促進、高齢者の住みやすい地域づくりのような政策がとられています。

すぐに解決する問題ではないと思いますが、それぞれの手段で少しづつでも問題解決に近づくことを期待したいですね。

2050年には日本の人口は1億人以下になると予測されていますが、
人口の減少=経済的負担の増大+幸せの減少ではないと思います。
確かに高齢化率の数値は悲観的な数字に見えますが、高齢者の定義自体が半世紀前の1950年代のものです。
当時の高齢者と今の高齢者を同列で見るのは無理がありませんか?
平均寿命ひとつとっても1950年は60代、2015年は80代と20才も違います。
産業構造も労働集約型の時代と大きく変化しているので、統計数字の報告を丸のみするだけでは人生の判断を間違える可能性があります。

これから迎える高齢化率30数%の社会に対して「なにを準備して、自分の望んだ人生をどう送っていくのか」を常に考えつづけて取り組んでいきたいと思います。

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引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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