さすがに100km走れば人生の思い出になる
マラソン歴10年、これまで様々な経験をしてきました。
タイムへの挑戦
コスプレマラソン
リレーマラソン ・・・などなど
中でも一番の思い出は?と聞かれれば『100kmマラソン』です。
イベント少なめのおひとりさまの人生で、最大級のイベントだった話です。
100kmマラソンは『人生の思い出作り』
初めてフルマラソンに挑戦した時の目的は「人生で一度はフルマラソン完走したい!!」という想いからでした。
>>その時の話はこちら↓
無事に初マラソンを完走したあと、目標を求めていた僕は『100kmマラソン』に目を付けました。
「100はキリがいい、これはいい思い出になりそう」
そう考え、挑戦を決意しました。
挑戦まで7年かかる
挑戦を決めたものの、フルマラソン(42km)でもバテバテの現状です。
もっと体力をつけてから・・・
もっと自信をつけてから・・・
もっと経験を積んでから・・・
そんな自分への言い訳で、7年が経過しました😅
このままでは、動けず終わってしまう・・・
そう考えた2019年、勢いだけで『水都大阪100kmウルトラマラソン』に申し込みました。
こうして逃げ場をなくし、あっさりと7年越しの挑戦を決めました。
13時間走り続けた一日
大会は4月の晴れた日に行われました。
場所は大阪にある「大阪城~淀川河川敷」コースです。
早朝過ぎるスタート
10時間以上走り続けるこの競技。
5時半スタートのため、午前3時半に起きて朝ごはん。
・・食べられるかいな🤣
寝不足と、ろくに食べずでのスタートとなりました。
0km~40km
体力温存のため、とにかくゆっくり走ります。
休憩所がすごく多くて、食べ物も飲み物も大量に補給できました。
ボランティアの人達に感謝✨
40km~60km
ここからが初体験の距離です。
50km地点を約5時間で通過
「まだ半分」と思うと愕然とするけど、思ったより順調でした。
しかし、日中になり気温と陽射しが激しく体力を奪っていく😣
(熱中症で人がなくなる現代、まさに時代を逆行するような競技だ)
60km~80km
胃が弱って受け付けなくなる、食べなきゃいけないのに食べれない!!
走って内臓が弱るのは初めての体験😥
さらに膝が「もう動かさないでくれー」と悲鳴をあげている😭
もう、ここまで来たら行くしかない、いや逝くしかない。
80km~100km
90kmで膝が動かなくなり、情けない事に走れない。
残り10kmは早歩きでゴールを目指す。
ゴールテープを見えて泣きそうになる。
そしてゴール・・・Finish 12時間58分
・・・あぁ、やっと終わった
達成感<<<<<解放感 🤣(笑)
100km走った後に残ったもの
およそ13時間、つらくて長い一日でした。
その後もしばらく、まともに食べられないほど内臓のダメージが残っていたのが、身体の限界を超えたサインでした😖
この運動・・・体に悪いな(笑)
しかし、100km走り切ったという達成感はじわじわでてきて、「やっぱり挑戦してよかったな」と思いました。
自分の人生の中でも数少ない、人に語れる経験です。
しかし「人生で一回でいいかな…」という経験です🤣