マラソン歴10年目~僕が走り始めた理由~
マラソンを初めて、今年で10年目になります。
まだ10年か、と思うほど「走る」が日常に溶け込んでいます。
食う・寝る・仕事する・走るが生活リズムです。
走力はフルマラソン3時間27分です。
市民ランナーの中では、まぁまぁ早いです(自分でいうやつ🤣)
今回はランニングに挑戦しようか悩む人を後押しする、僕とマラソンの話。
走ることは一番キライでした
子供の頃から運動が大の苦手でした。
中でも一番嫌いなのが「持久走」
苦しいだけで面白くないし逃げ場もない、まさに地獄の時間。
順位はいつもワースト5位以内で、それも恥ずかしかった。
最後の持久走大会が終わった時は嬉しかった😌
キッカケは名も知らぬおばあちゃん
そんな僕とマラソンの出会いは28歳のとき
たまたま「ミヤネ屋」で東京マラソンの特集をやっていて、こんな映像が飛び込んできました。
60歳のおばあちゃん、人生初のフルマラソンを完走!!
元スポーツ選手でもない小柄のおばあちゃん、人生の思い出作りでフルマラソンを完走したとの事です。
その努力に尊敬しました
・・・
その後「尊敬するなら自分もやってみろ、この人ができたなら健康で若い自分なら絶対マネできるだろ」そんな風に自分自身で思えてきました。
何というか・・・逃げ場はありませんでした。
「人生で一度はフルマラソン完走」を目指して
そんな謎のプレッシャーから「人生で一度はフルマラソン完走!!」を目標に練習を始めました。
初日は近所の公園を2km走りました。
スラックスに!!スニーカーで!!😤
案の状、足が筋肉痛で早速1週間休みました🤣
この失敗から学び「マラソンの教科書」という本を購入、シューズや運動服もばっちり揃えました。
>>完走チャレンジ! 自己ベスト更新! マラソンの教科書
ここからは本にしたがって地道に距離を伸ばしました。
1ヶ月目は5km
2か月目には10km
3か月目には21km
5か月目には30km・・・
ビックリするほど順調でした。
予定外だったのは、神戸マラソンに落選したこと。
落選に焦って日にちの近かった大阪の「淀川市民マラソン」にエントリーしました。目標はあくまで「人生で一度はフルマラソン完走!!」です。
制限時間がある事を知り、途中からは「距離」だけでなく「時間」との闘いも練習に取り入れました。
練習はつらかったですが、人生で一度きりのフルマラソンです。途中で失敗して二度走るのがいやだったのです。
やっぱりつらかったフルマラソン本番
8ヶ月の特訓を終え、11月 淀川市民マラソン 本番。
周囲の誰にも言わずに一人でこの場にやってきました。
(もし完走できなかったときに、恥ずかしいので黙っていました)
始めてのマラソン大会、どう動いていいのか分からずアタフタしながらなんとかスタートラインに立つ。極度の緊張の中スタートしました。
10km・・・順調。
20km・・・まだ順調、慎重に。
30km・・・左足だけ変な疲労がたまってきた。
35km・・・未知の領域、足が痙攣してきた。
40km・・・ほぼ歩いてる状態、でも絶対完走したい。
・・・finish!!3時間30分47秒
こうして、ついに「フルマラソン完走」の経験が自分史に刻まれました。
そしてまた走りだした
目標である「人生で一度はフルマラソン完走」を果たした後の気持ちは、達成感以上に、自信にあふれていました。
次に走れば3時間半が切れるかも
いい道具使えばもっと早くなるかも
ハーフマラソンならどのくらいかな?
100kmマラソンってあるのか、自分でもいけるかな・・
「一度きりで終わらせるのがもったいない」と思うようになりました。
それから10年後の今も走り続けている
一番の目標は達成したあとは「マラソン」を楽しむだけです。
次々に新しいことに飛びつくように挑戦してきました。
コスプレランナーになって大会出場
仲間とリレーマラソン
仲間とマラソン旅行
見知らぬ人とチームランニング
ランニングクラブの所属してみる
フルマラソン3時間半切りを目指して本気練習
ハーフマラソン1時間半切りを目指して本気練習
100kmウルトラマラソン完走
フォロトゲ(写真撮影×ランニング)の大会出場
面白いこともハマらない事もあったけど、走ることを中心に新しいことを楽しんでいます。
今はコロナでマラソン大会には出られないけど、落ち着いたら今年も新しいランニングイベント楽しんで行きたいなと思います。
今は基礎体力が落ちないように、しっかり日常のランニングに励みます😄