見出し画像

【2024.01.18】我、金曜限定深夜食堂店主客也

こんばんは。syusyuyanです。

日付、跨いじゃいましたが土曜日でしたね。
この投稿を読んでいるあなたはどんなふうに過ごしましたか?
僕はジムに行って、家の近所にあるずっと
気になっていたビルの地下に店を構えている
純喫茶のお店に行きました。
新しい発見ができるのはいいですよね〜。
さて、今夜は「我、金曜限定深夜食堂店主也」というタイトルで綴っていきます。

        🍚🍛🍜🍝

「なんだか、眠れないな」
金曜の夜、いつもなら行くはずの会社の上司からの飲みの誘いを断り20時過ぎに会社を出て家へ向かう。なんでだろう。なんだか今日は飲みたくない気分。前日、熱を出したからか。恋煩いなのか。金曜の夜は1人でも飲みに行くこともたくさんあるのにどうしてだろうか。と、考えながら
地下鉄に乗る。

家に着いた。21時前。とりあえず、部屋の暖房を入れて部屋着に着替える。部屋が暖まるまで毛布を被り、スマホで動画を見る。もちろん大好きな犬の動画。最近はハスキー犬にハマっている。30分くらい経ったあと、占いの動画を見る。はいはい、恋煩いですね。キモいな自分。と思いながら1時間くらいが経つ。毛布を被ったまま床に横たわる。時刻は23時過ぎ。ご飯食べるのも面倒くさいし、太るし。てか、風呂入ってないじゃん。
でもめんどいじゃん。今日は夕飯も風呂もキャンセルしようかと思ったが流石にそれは体が休まらないと思い風呂を掃除する。

夕飯どうしようか。冷蔵庫の中には、野菜や肉、魚もある。作ろうと思えばすぐ作れるのに。だけど、朝ごはんの後の食器が流し台にある。それを処理することだけが憂鬱なのだ。キッチンをスルーし、部屋に向かう。再び動画を見る。24時半。風呂もとっくの前に沸いている。入ろうか。
でも、腹が減った。でも、今から食べると太る。
でも、腹減った。ウーバーしようか。でも最近ウーバーめっちゃしてる。今から、食器洗うのだるい。いいや、風呂入る前に米を炊こう。上がってきたら米は食べられるし。こんな脳内の自分と会話をしながら米を研ぎ、風呂に入った。金曜日の風呂は格別。もう最高に気持ちがいい。今週1週間の嫌だったことは洗い流され、嬉しかったことを考えてより心がほっかほかになる。随分長風呂をしてしまった。風呂から上がったのは、26時。飲み会以外でこんなに夜遅くまで起きているのは久しぶりだった。

風呂に上がると米が炊かれている。嬉しい。おかず何かあったっけと冷蔵庫を覗く。今週のお弁当のために作った作り置きがあった。でもすべてが野菜、主食がなかった。よし、、おかずを作ろう。と、思って冷蔵庫から豚肉とキムチと白菜と玉ねぎを取り出す。26時過ぎの出来事。こんな時間にキッチンに立っている自分がなんだかドラマ「深夜食堂」で出てくる食堂の店主の小林薫さん演じるマスターになった気分だった。まさに金曜限定の深夜食堂だ。温めたフライパンにゴマ油を敷き、豚肉と白菜と玉ねぎを炒める。いい香りだ〜〜深夜にこれは罪の香りだな。と思いながらキムチを投入して炒めて豚キムチの完成!汁物も欲しいよなと思い、しめじと玉ねぎと小松菜と豆腐で味噌汁を作った。出汁のいい香りだ〜。久しぶりにちゃんとしたご飯を作っている。とんでもない時間だけど、明日は休みだし
金曜日の夜だからこのくらいやっても全然平気だよね。と自分に言い聞かせながらご飯を茶碗に盛り、それぞれのおかずたちもお皿に盛った。

テーブルの上には、ご飯と味噌汁と豚キムチとお弁当のために作った作り置きたち(油揚げと小松菜の煮浸し、大根の甘酢漬け、白菜と舞茸の塩炒め)を並べる。いいじゃんいいじゃん美味しそう。外の世界が寝静まったこの時間にごれだけのご飯を食べている。なんだか特別な感じがした。テレビを消して、間接照明の灯りを灯しながら、ひとつひとつのごはんをそれぞれ噛み締めながら食べる。客も店主も自分だけの深夜食堂が開店した。

私は、金曜限定の深夜食堂の店主と客です。
豚キムチとお弁当のための作り置きたち、ご飯と味噌汁


syusyuyan

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集