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おいしくココアを作れない自分について / 徒然ブック 1頁

恋人氏の作ってくれるココアは、いつもおいしい。

どのくらいおいしいかっていうと、飲んだ瞬間「うっっっま!!!」って言ってしまうくらい。たぶん日本にそんなおらんのじゃないかな、ココア飲むとき叫ぶひと。

自分が作るココアより心持ち甘い気がするし、ちょっと深い味になっている気もする。

自分が作るとなんか違うんだよね、ちょっと薄いという感じ。

そんなこんなで、何が違うんやろと考えて、自分もおいしく作るために試行錯誤していた。


けれど最近は、うまいこと作れないままの自分でもいいのかなあと思っている。

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ココアをおいしく作れない自分も、それはそれで自分っぽいのかなあと。

ある面から見ると「逃避」かもしれないけれど、ここはあえて、できない自分をよく観察してみる。


「隣の芝生めっちゃ青いやんけ!いいなあ」って思うときもある。そんなときは、いったん落ち着いて、自分のお庭には何があるかな?と観てみるんよね。

少し冷静になって、フラットな立ち位置に来てみることは、きっと色んな場面で役立つんだろうなあ


ってことで、今日も恋人氏にココアをねだる。


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