前向きに考える以外、ない!
まだ細胞診もしていないとき、
癌が良性なのか悪性なのかわからない状態でしたが、
CTをみて、先生から
「この画像をみて、癌ではないです。なんてまず言わないですね。ほぼほぼ癌ですね。」
と言われたら、
まぁそうだろうと思うわけですが、
正直、良性を信じずには、いられない。
なんだか色々と考えましたが、
膵臓癌って、ステージ1でも2でも、手術できても、5年生存率40-50%なんて、もう母が膵臓癌になることが、昔から決まっていたかのように思ってしまいました。
だって膵臓癌になる原因を調べたら、
・喫煙によるリスクは1.5~2倍。
・60歳以上の高齢者に多く発症します。
・肥満の方は、リスクが1.2倍になります。
・糖尿病があるとリスクは1.5〜2倍になります。
などなど書いてあり、
これ、ほぼ当てはまらない。
タバコなんて吸わないし、
痩せてるし、まだ一応50代だし、糖尿病じゃないし。
毎日動き回って、運動もして、毎日ラジオ体操をしている母。
どうして膵臓癌になったんだろう。。
まぁそんなこと言っていられないわけで、
人生はきっと、全力で生きれば、なるようになっているわけで、
常にその時、良いと思って決めた方向を向いて、やっていくしかないんです。
ここまできたら、前向きにやるしかないわけで、
とにかく娘として願うことは、手術をして、実際にお腹を開けた時に、
転移がなくて、そして最高潮に元気ではなくたって、とにかく生きていてほしいんです。
実際、手術をして元気な人もいるわけだし、
抗がん剤とオペをして、経過良好を祈るしかない。
先生も言っていました。
手術の後、今までみたいに
毎日走ります!はできないかもしれないけれど、
普通に日常生活は送れるし、どこでも行ける、と。
やはり、大手術。体力と食欲は落ちるけれど、
当時まだ59歳。見るからにとっても元気な母。
前向きに前向きに考えるしかないんです。
実際、癌になった本人ではないですが、
いまなら、癌を患った方を家族に持つ方の気持ちなら少しはわかると思います。
でも色んな癌や色んな病気、その方の背景などなど、人それぞれまったく違うわけなので、すべてを理解することは不可能ですが。
今まで、健康が1番!といつも言っていたけれど、こんなにもこの言葉が、心に染みることってないんじゃないかなって思います。
胃カメラの検査のあと、
母は、鎮静剤の影響でフラフラで立てなくなったり、歩けなかったり、喉が痛そうで喋るのが辛かったりして、やはり子どもたちは、かなり心配だし、
これから覚悟して、家族で支えていこう!と思いました。
胃カメラの検査もおわったし、前日のPET検査も含む結果は
翌週にわかるとのこと。
それまでコロナ対策しながら、
たくさん一緒に過ごそ〜!と思い、週末を過ごしました。