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歳下の小説が嫌い

この前の芥川賞の「ゲーテはすべてを言った」の読もうとしたが、4ページくらいでやめた。面白くなかったからではなく、面白いと困るからだ。

23歳ということだが、僕よりも何倍も本を読んでおり、悔しいというか、嫌だった。僕はゲーテを読んだことがない。「自分がゲーテについてこれだけ知っており、どれだけ知っているかは、読めばわかる」という圧がある。作者は「そんなこと全然思ってない」と言っても、こちらはそう感じるし、実際におもっていたとしても、インタビューなどで言わない限りは、真実かは分からない。

この前の文藝賞のハイパーたいくつは、作者が僕より歳上だったので、公平に読むことができた。僕は歳下の小説、音楽、映画、アート、全部嫌いである。

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