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泊食分離が地方を救う
夏休み・お盆シーズンで、この休みを利用して地方へ飲みに行こうという方は多いと思います。そこで今回は、地方を訪れた際に変化を感じる「泊食分離」について話をしたいと思います。
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泊食分離とは、書いて字のごとく宿泊と食事を別にすること。従来の旅館では一般的だった「一泊二食」だけでなく、素泊まりのプランを揃え、食事は町中で、宿泊は旅館やホテルで、という考え方です。
外国では泊食分離がポピュラーですが、インバウンドの増加で日本も次第に温泉旅館であっても素泊まりが可能になってきました。聞けば観光庁も推進しているそうで、出張でもビジネスホテル以外の選択肢ができて嬉しい限りです。
かつての旅館といえば、一人客は嫌がられますし、素泊まり客にもあまりいい顔をしてくれませんでした。お酒やお菓子の持ち込みをフロントで睨まれたり、部屋の冷蔵庫にはやたらと割高なビールが入っていたりと、あの頃の殿様商売は今から考えた異常に思えます。
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