効果的な読書術の実践 〜超読書術+三色ボールペン方式〜
つい最近、DaiGo氏の「知識を操る超読書術」と齋藤 孝氏の「三色ボールペンで読む日本語」を読みました。
これらの本を読もうと思った背景には、本を読む際にその内容を完全に理解しようとしてしまい、その結果、読書のスピードが遅くなり、本を読むのに時間がかかることや、読んだ本の知識が効果的に定着しないという課題に直面していたからです。
この記事では、これらの本を読んで、効率的に本から情報を吸収し自分のものにするために考えた自分なりの読書術の共有すると同時に実践してみた所感も書いていきます。
自分流の読書術
「はじめに」を読んで
まず、本を読む目的を明確にします。これには以下の質問を明確にすることが含まれます。
なぜ、この本を読もうと思ったのか?
この本から何を得たいのか?
この本を読んだ後にどのような状態になりたいと願っているのか?
これらの質問と回答を手元に用意し、本を読む際にいつでも参照できるようにしておきます。この方法を実践することで、自分の興味を喚起し、本から得る情報を積極的に活用できるようになります。
読みながら
三色ボールペンを使って以下のルールに従って本に線を引きます。
青:「まあ大事」だと思ったところに引く。客観的な要約として必要だと思う箇所。
赤:「すごく大事」と思ったところに引く。その文章を要約する上で欠かせない最重要な部分。
緑:自分が面白いと感じたところに引く。
この方法を実践することで、文章を主観的・客観的に読む習慣が身につき、要約力が向上します。
また、章ごとに内容を要約し、自分の言葉で表現します。これには以下のステップを含めます。
「要するに、〇〇ということが書いてある。」と要約する。
同時に短い感想や印象を記述する。
この方法を実践することで、読み込みすぎを防ぎ、読書スピードを向上させつつ、章の全体像を把握できるようになります。
読んだ後
読書が終わった後、自分に以下の質問を投げかけます。
自分にとって一番印象的だった箇所はどこか?
この本を読んでいる時にどんな感覚になったか?
これらの質問を振り返りながら、本の内容を深く理解し、記憶に定着させることができます。
実践してみて
7冊の本でこの読書術を試してみたところ、求める情報を効率的に取得できるようになりました。特に、「この本から何を得たいのか?」という意識を持ちながら読むことが、読書の効果を最大化する鍵だと感じました。しかし、三色ボールペンを使用すると読書速度は落ちるため、読む速さを重視する人には推奨できません。
まとめ
効果的な読書術の実践を通じて、情報の取得や知識の定着を効率的に行うことができることを実感しました。皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか。