Hello, It's Me / L⇔R (1994)
【本日の1曲 vol.1 2021.12.05(日)】
インターネットを始め、20年以上の年月が経ちました。ネット黎明期のアナログ的な音楽(好きなアーティストやバンド)の個人のホームページのBBSでの交流、知り合った人達とも長い人で20年以上の付き合いがあり、最早学友や仕事になってから知り合った人と変わらず、友人としての付き合いをしている人も少なくはありません。
自分もホームページを作ったり、ブログ、そしてmixi、Twitter、FacebookなどなどSNSをやるようになり、音楽の文章を色んなところに書き散らしている状態です。Facebookでも友人限定でオススメやお気に入りの1曲を紹介するコーナーを2年ほど書いてきましたが、その辺の記事から動画などを紹介しつつまとめようかなと思ってましたが、より編集が出来て便利なnoteへ移し再始動することとなりました。
記念すべき第一回は良質なポップ・ソングを沢山リリースしてきた天才SSW・黒沢健一(2016年逝去)が結成したL⇔Rの最初のヒット曲です。何と今日は命日なんですね。あっという間に5年も経ちました。
先月、デビュー30周年を迎え、サブスクでも初期在籍していたポリスター・レコードの楽曲も遂に解禁となりました。(残念ながら傑作『L』、『Lefty In The Right』はカタログにない)60’sのマージービートバンドのマニアだった黒沢健一、秀樹の黒沢兄弟が中心になって結成されました。マニアックにもならない程度に絶妙に元ネタをブレンドし、大衆へ多くの優れた良質なポップ・ソングのヒット曲を量産しました。L⇔Rはブレイクから3年後の1997年に活動停止し、その後活動再開することはありませんでした。
L⇔Rは何故解散したかは先月の『音楽と人』に弟の黒沢秀樹の最新インタビューが掲載されています。昔からのファンとしては涙無くしては読めませんでした。
そのヒデキング、昨日デビュー30周年のライブをソロになり初のホールでのワンマンライブを行いました。バックに錚々たるメンバーを従え、ゲストには盟友・石田ショーキチも2曲でゲスト参加しました。
配信チケットもまだ販売されており、12/10まで視聴可能です。
「Hello, It’s Me」このタイトルを聞いて思い出すのは、トッド・ラングレンの同名タイトル曲ですが、第1回目はやはり「ハロー、僕はここにいるよ」という日本語で、自分のアイデンティティをも示すL⇔Rの素晴らしい曲としました。
L⇔RのMVは、この曲を筆頭に大ヒットした「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」、「BYE」、「DAY BY DAY」等ポニーキャニオン時代のMVがリマスター化されており、公開されています。
後追いだったので、きちんと聴くようになったのはこの曲が最初ですが、シングルヒット連発で大ヒットした『Let Me Roll It !』(‘95)は完璧なポップアルバムです。
25周年版もリリースされ、サブスクでも聴けます。
勿論、ポリスター時代のWITSレーベルに残したアルバムもどれも素晴らしいので是非聴いていただきたいですね。
黒沢健一が亡くなる1年前、2015年にセルフカバーアルバムもリリースしているので、こちらも要チェックです。
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