顔 と ビジュアル仕事
私の「顔」は父と母からできている。
祖父たちと祖母たちからもできていて、
弟たちの顔は私と同じ感じで、もう、そっくりで。
従兄たちもどこかしらみんな似たような顔をしていて。
そして、私は親とか兄弟とか従兄とが親族が好きなので
彼らと似ている自分の顏のことを恥ずかしいとか嫌いとか思ったことはない。
ビジュアルだけをめちゃめちゃ気にしたり、変えたいと思ったことがないくらい
顔に無頓着であったのは
ただ自分の顏がが父や母や弟たちや親族と似た顔だから であったのかも
と今になって思う。
だから、高校生の娘が、めちゃめちゃ「見た目」にこだわっていること
だから、私よりめちゃめちゃメイクに詳しいことも、髪の毛に時間をかけているのも
気になるところ。
気に入らないの?
うちのビジュアル・・・・。
自分も家族と似たような顔だからこんなもんだよ、別にいいよね みたいな
ゆるい感じではないんだね・・・。
仕事で、写真を撮らなきゃいけなくなった。
写真仕事・・・
ああ、もぅ(/o\)そんなこと一生こないでほしかった。
学生時代が終わった頃から、もう写真が、、、一枚もうまく撮れたことがない。
不細工に目をつぶっている写真を見ては笑って、できるだけ写真撮影を逃れ、
写真を撮られるというのが大嫌いになった。
が、今回は仕事。
これで集客を左右されるかもしれない。
目をつぶってはいけないし、汚く映ってもいけない。
生まれて初めて、そこに向き合った。
私の不細工、写真映りの悪さは、今回は私以外のものに迷惑をかける。
じゃあ、どうすれば、上手く写真に撮れるのか。
生まれて初めて写真映りについて検索する。
顔の角度
目の中の光の入れ方
モデルさんなどアホほど写真を撮られている人を研究する
自撮りしまくる
など
インスタで出てくるのはセブチが多いので、注視していたら
ねっちの押しであるハオちゃんの写真が一番参考になる。
顔の角度、口角の上げ具合、目の細めかた。
ムズい。
ただ、これを機にもし写真の撮られ方を習得したら、
今後私はこれからも続いていくはずの辛い写真撮影の時間を軽やかに乗り越えられるかも、と
自分のできるベストをつくすが、
ムズい。
”表情管理”って、プロのスキルだ。
きっと、私が写真が嫌すぎて愚痴っていたからか、、
友達が私に似ていると彼女が思っているモデルさんの写真を
きっとスタイリングの参考に
送ってくれた。
その気遣いがめちゃめちゃ嬉しい。
ファッションに疎い私に、新しいコンテンツを教えてくれる。
私服、、メンズしか着てないしな・・・。
それがそのまま素材として使われるかはまだ分からないけれど
スタッフ全員がなんとか一時間だけ朝に空き時間をとり
撮影してもらう。
一人一人、素材にするスタッフ写真をホワイトボードの前で
ニコニコとさくさくと撮っていく。
この先このメンバーでどれくらい仕事ができるのがは分からないが
次回、春に出来上がった教室で撮影する時には
4人の集合写真を撮ってもらおう。
こっちは素材としてではなくて。
毎日使っている手帳にはさむ。