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お家のオーブンレンジでも作れる    フランス菓子『カヌレ』のレシピ大公開‼️




カヌレってどんなお菓子なの?

  • フランスのお菓子で保存性の高いお菓子

  • 外はカリッと中はしっとりもっちり

  • 最近では冷凍のまま売っているものをよくみます

有名なのはローソンやカルディなどの一つが大きく、レンジでチンしたり、オーブントースターでリベイクするカヌレがあります。
個人的にローソンのカヌレはおすすめです。


また、お菓子屋さんやパン屋さんにある常温で置いてある小さめのカヌレですね。家に帰ってトースターでリベイクすると美味しいんですよね。

そして、このカヌレ一つ一つが結構お高いんですよね。
材料にバニラだったり、バターだったり、ラム酒だったりと原価のかかるものが多いです。


高いけど、お家で食べたい!
プレゼントとして贈りたい
そんなふうに思っている方は多いと思います。

ということで今回は、 フレンチ料理人として働いている僕が実際にお店で提供しているカヌレのレシピ。こちらを家庭用にアレンジを加えたものを公開致します。

オーブンレンジを使ったカヌレのレシピ

材料(家庭で作りやすい分量)

A  牛乳 250cc A バニラエッセンス 5滴
A バター 35g (マーガリンなどでも可。風味は劣ります)

B  卵黄 30g  B グラニュー糖 125g
B  塩 ひとつまみ

薄力粉 63g (ザルなどでふるっておく)
ラム酒 25cc
             (画像では2倍の量で作っています) 
型に塗る用(小鍋に入れておく)
バター 10g
水飴  20g (はちみつでも可)


作り方 

Aの材料を鍋に入れバターを溶かします。

Bの材料をボールに入れ卵が白くもったりするまでよく混ぜます。

BにAを少しづつ加えよく混ぜ合わせます。


混ぜ合わせたら薄力粉を3回程度に分け混ぜ合わせる
この時混ぜすぎないように気をつけましょう。少しダマになっていて構いません。


最後にラム酒を加え裏漉し、ボールを氷などに当てて粗熱を取ります。
最低2時間ほど冷蔵庫で寝かせ生地を落ち着かせます。

香りの決め手のラム酒

焼くまでの準備

オーブンレンジを200度で予熱します。
(ドアを開けると平均して10〜20度ほど温度が下がるため)
生地を入れた後に190度に温度を下げます。


今回使用した型はこちら

低コストで比較的使いやすいものになります。
こちらにもカヌレのレシピがついておりますが、オーブンレンジでは真っ黒焦げになってしまいます。(途中でアルミを被せる方法もありますが、、、)

一般的な家庭用オーブンレンジ(上火)を使用して焼いて行きます。
どうしてもコンベクションオーブンや大きなオーブンと違うので焼きムラや上火によるこげが起こりやすくなって来ますのでご了承ください。

まず鍋にバター10g、水飴(はちみつ)20gを入れ溶かします。
これを型の中に塗って行きます。
たっぷりと塗ることで加熱によって表面がしっかりとカラメル化し、外がカリッと、中もちとろになります。

溶かしてしっかり混ぜてね
たっぷりと塗りましょう。2度塗りOK

予熱が終わったら型に生地を流します。
オーブンレンジの性質上、庫内の端っこは温度が上がりにくい為、
両隅の4つ分(計8個)は入れないでおくと良いでしょう

画像では全て注いでおりますが、端っこの8個分は入れないのがおすすめ


端に入れたもの(右)は焼き加減が甘くダレてしまいます

200度に予熱したオーブンレンジに手早く入れ、190度に温度を下げます。 
190度で45分タイマーをかけます。

タイマーがなったら天板にクッキングシートを広げ、型を裏返しカヌレを取り出します。オーブンレンジだとしっかりと焼き色が付きません。
なので、さらに190度で5〜10分ほど美味しそうな焼き色になるまで焼き上げます。
焼き上がったらケーキクーラーなどに移し粗熱を取ります。
これで完成です。
家庭のオーブンレンジではお店で売っているようなきれいな焼き加減は難しいですが、食べる前にトースターでリベイクしたりすると美味しく召し上がれます。

これでも焼き加減が弱いです。
オーブンレンジでは焼き色が甘くカリッと感が弱いです。
トースターでリベイク!

まとめ

いかがでしたか?
家庭用に安価な食材や器具を用いたレシピを作成しました。
どうしても火力などによって焼き上がりに不安がありますが、ぜひ一度作ってみていた他だけたらと思います。

また今回、卵黄を使った際に、卵白が残ると思います。
こちらも別記事にて美味しいお菓子に返信してもらう予定ですので
ご期待ください。


ここまで読んでいただきありがとうございました。



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