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2020年11月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 前半はGoToEatキャンペーンのポイント付与の効果があったため好調に推移していましたが、後半、ポイント付与の終了とコロナ感染拡大の影響を受け検索ボリュームが全体的に減少傾向。今後また、飲食店の営業時間短縮要請や外出の自粛が進み、さらに減少していきそうです。
 デリバリーやテイクアウトでの売上獲得の必要がありそうです。

 参考:UBERの活用に興味にある方は下記を参考までに


◎まとめ

【業態系ワード(居酒屋、イタリアン、バル、焼肉、寿司)】
・11月中間に70%-85%くらいまで戻って来ていた『居酒屋』ワードが60%台にまで落ち込んでいます。

・北海道に至っては、と昨対45%と6月くらいのレベルに落ち込んでいます。

・焼肉、寿司等の食事系ワードは11月末の段階では、これまでのトレンド通りの微増傾向を維持しています。
 
・エリアでは、北海道がコロナ拡大が報道で取り上げられていることもあり、すべてのワードが大幅に減少しています。

【利用シーン系ワード(ランチ、カフェ、ごはん、レストラン、ディナー)】
・業態系ワードと同様に11月中旬以降に数値が悪化しています。11月中旬までは、ほぼ昨年対比で100%を超えていましたが『ランチ』、エリアによっては『カフェ』も大幅に落ちています。


・回復しかけていたお出かけ・買い物需要もまた落ち込んできており、それに準じて繁華街近隣の飲食店のランチ売り上げも後半減少していそうです。

【グルメ媒体系ワード】(ぐるなび、食べログ、ホットペッパー、一休)
・前半はGoToEatのネット予約ポイント付与の影響もあり各グルメ媒体の検索ボリュームは軒並み大幅増。

・ネット予約が増えていることはうかがえるが、その分フリーの来店が減っているので、トータルの売上では昨年対比でみると昨対を割っている店舗が多いと思います。

・また、ネット予約比率が高まり、店舗からすると売上は昨年を下回っているのにも関わらず、ネット予約手数料は昨年よりも増えているといったいびつな構造。。

【SNS系ワード】(twitter、facebook、ツイッター、インスタグラム、比較の為の食べログ)
・基本これまでのトレンドと変化なし
 ■インスタ:横ばい (アプリな検索へ移行)
 ■twitter(ツイッターも含め):増加傾向
 ■Facebook:微減

【テイクアウト、デリバリー系ワードの推移比較】
・今のところは北海道だけがテイクアウトのワードが大幅に伸びてきています。

・その他のエリアに関しては、まだ、大きな変化は見られていないです。

【デリバリーアプリ系ワード】
・出前館(黄色の線)が宣伝の効果もあり、増えてきている(特に北海増)ようだが、11月の段階ではその他のワードはそれほど目立った動きはしていない。


1.業態系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡)

Googleトレンド (期間2012/1/1~2020/11/30 2020/12/5に取得)
【業態系ワードの推移比較】(居酒屋、イタリアン、バル、焼肉、寿司)

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 GoToEatの影響もあり10月、11月前半までは回復基調でしたが、後半からGoToEatのネット予約ポイントの終了とコロナ感染者数増大のニュースが重なったこともあり、11月中間に70%-85%くらいまで戻って来ていた『居酒屋』ワードが60%台にまで落ち込んでいます。北海道に至っては、と昨対45%と6月くらいのレベルに落ち込んでいます。

 焼肉、寿司等の食事系ワードは今のところ、これまでのトレンド通りの微増傾向を維持しているようですが、自粛要請の出ているエリアでは今後減少が予想されます。
 
 エリアでは、北海道がコロナ拡大が報道で取り上げられていることもあり、すべてのワードが大幅に減少しています。その他のエリアも同様なことが起きえますので、準備はしておきましょう。
(以前から記載していますが、イートイン以外の売上獲得方法をイートインの売上が確保できているときに作っておかないと売上減少が起きてからでは間に合いませんので…)

2.利用シーン系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡)

Googleトレンド (期間2012/1/1~2020/11/30 2020/12/5に取得)
【利用シーン系ワードの推移比較】(ランチ、カフェ、ごはん、レストラン、ディナー)

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 こちらも業態系ワードと同様に11月中旬以降に数値が悪化しています。11月中旬までは、ほぼ昨年対比で100%を超えていましたが『ランチ』、エリアによっては『カフェ』も大幅に落ちています。これまで戻って来ていた繁華街への人出が落ちてきていることが分かります。

 回復しかけていたお出かけ・買い物需要もまた落ち込んできており、それに準じて繁華街近隣の飲食店のランチ売り上げも減少していそうです。

3.グルメ媒体・SNS系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡)

Googleトレンド (期間2012/1/1~2020/11/30 2020/12/5に取得)
【グルメ媒体系ワードの推移比較】(ぐるなび、食べログ、ホットペッパー、ホットペッパービューティー、一休)

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 前半はGoToEatのネット予約ポイント付与の影響もあり各グルメ媒体の検索ボリュームは軒並み大幅増。
 ネット予約が増えていることはうかがえるが、その分フリーの来店が減っているので、トータルの売上では昨年対比でみると昨対を割っている店舗が多いと思います。また、ネット予約比率が高まり、店舗からすると売上は昨年を下回っているのにも関わらず、ネット予約手数料は昨年よりも増えているといったいびつな構造。。。何のためのGoToEatキャンペーンか?

  ネット予約を開放せずに、食事券に期待していた店舗もあると思いますが、コロナ感染者数増大で食事券が販売中止になってしまい、まったくGoToの恩恵を受けれていないお店さんもあり、厳しい状況です。

【SNS系ワード】(twitter、facebook、ツイッター、インスタグラム、比較の為の食べログ)

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 SNS系ワードの昨対の数値を見ると検索ボリュームの小さいワードはバラつきが大きいので、グラフでの動きを見てもらえればと思うのですが、基本トレンドの動きは変わっていないです。

 ・インスタ:横ばい (アプリな検索へ移行)
 ・twitter(ツイッターも含め):増加傾向
 ・Facebook:微減


4.テイクアウト、デリバリー系ワード(東京、神奈川、大阪、福岡)

Googleトレンド (期間2019/1/1~2020/11/30 2020/12/5に取得)
【テイクアウト、デリバリー系ワードの推移比較】※週次推移です。

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グラフの動きをみると、今のところは北海道だけがテイクアウトのワードが大幅に伸びてきています。その他のエリアに関しては、まだ、大きな変化は見られていないです。

【デリバリーアプリ系ワード】

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 出前館(黄色の線)が宣伝の効果もあり、増えてきている(特に北海増)ようだが、直近ではその他のワードはそれほど目立った動きはしていない。

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