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2022年1月中旬までの外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)
先週末から東京では『まん防」が出されました。その他の地域にも波及してきています。都心部では人出が2020年1月と比較すると約40%減しているようです。繁華街やターミナル駅ほど減少の幅が大きく、かつ競合の多いエリアでもあるので、厳しい戦いになりそうです。店舗のビジネスモデルもこれまでのものとは変えていかないと環境に適応できなくなっていきそうです。大箱で短時間で一気に売上を立てるというよりも、小型だけど1日中ダラダラと入店が見込めるような業態の方がリスクが小さくなるかもしれないですね。
◎まとめ
【業態系ワード】
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・昨年対比では100%を越えているところが多いが、コロナ前の2020年1月対比では、居酒屋・バル系は50%前後とまだまだ回復には程遠い。
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・上記、東京都政局発表の人出の推移を見ても、15時台、21時台共に2020年1月(コロナ前)対比で40%前後減少といった状態で、実態としても人出が減少している。
【利用シーン系ワード】
・こちらも業態ワード同様に昨年対比では上回っているものが多いですが、2020年と比較すると落ち込んでいます。
・特に『ランチ』ワードが落ちており、先ほどの東京都政局発表の人出と同様で、お出掛け・買い物需要も回復してきていないです。
【グルメ媒体系】
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・グルメ媒体もさんさんたる状況。
・いくつかのグルメ媒体への掲載を復活させてみましたが、以前ほどの集客力はなくなってきている。
・ネット予約数は、戻ってきているといったようなニュースは見かけるが、そもそもここ数年のトレンドで電話予約からネット予約への移行が進んでいますので、伸びていた当たり前。一方の電話予約は減少ということでトータルでの予約数は減少しているお店が多いでしょう。
また、組人数が大幅に減少していますので、売上金額でみると2020年対比で60%~80%といったお店さんが多いのではないかと推測できます。
・検索シーンも事前の計画的な予約よりも当日の近隣での検索が多いため、googleマイビジネスとかのアクセスの伸びが増えてきています。マイビジネス上での投稿や情報発信の重要性が高まった来ている。
・また、業態によってはSNSでの配信の重要度も上がってきていると思います。
【テイクアウト、デリバリー系ワード】
・1月中旬までの流れとしては12月と変わりがなく、横ばい。
・今後「まん防」の影響で伸びる可能性はある。
ただ、これまでまったく使っていないといった新規の層は減っており、新規顧客の開拓は容易でない。また、すでにお気に入りのお店を見つけている可能性も高く、その場合スイッチさせることも大変であろう。
・困ったときだけ、参入するのではなく、常に稼働をさせておくことが重要であろう。
1.業態系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)
Googleトレンド (期間2012/1/1~2021/12/15 2021/11/21に取得)
【業態系ワードの推移比較】(居酒屋、イタリアン、バル、焼肉、寿司)
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【ワードボリューム昨年同月対比】
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1月中旬までのアクセスボリュームは、昨年対比では一部のイタリアンを除き、ほぼ昨年を上回っています。居酒屋は昨年対比では150前後と大はばに戻ってきていますが、2020年と比較する(下記表)と居酒屋やバルの飲み系需要ワードはまだ半分くらいといった状態です。
【コロナ前2020年1月対比】
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都内のターミナル駅および繁華街の人出の増減率が東京都政局から発表されていますが、下記のグラフのような状態です。
ターミナル駅の昼間(15時)の人出は、都心部は2020年1月と比較して40%前後のマイナス。
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夜の繁華街でも2020年1月対比で軒並み40%前後減となっており、さらに『まん防』も出たこともあり、今後まだ、この落ち込みは続きそうです。
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2.利用シーン系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)
Googleトレンド (期間2012/1/1~2021/12/15 2021/11/21に取得)
【業態系ワードの推移比較】(ランチ、カフェ、ごはん、レストラン、ディナー)
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【ワードボリューム昨年同月対比】
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こちらも業態ワード同様に昨年対比では上回っているものが多いですが、2020年と比較すると落ち込んでいます。
特にランチワードが落ちており、先ほどの東京都政局発表の人出と同様です。お出掛け・買い物需要も回復してきていないです。もちろんふらっと入るような路面のお店は、満席になっていたりしますが、空中階の店舗は苦戦しているのではないでしょうか?
3.グルメ媒体系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)
Googleトレンド (期間2012/1/1~2021/12/15 2021/11/21に取得)
【グルメ媒体系ワードの推移比較】(ぐるなび、食べログ、ホットペッパー、ホットペッパービューティー、一休)
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【ワードボリューム昨年同月対比】
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グルメ媒体もさんさんたる状況かと思います。いくつかのグルメ媒体への掲載を復活させてみましたが、以前ほどの集客力はなくなってきています。恐らく、ネット予約数は、昨年よりも伸びてきていると思いますが、そもそもここ数年のトレンドで電話予約からネット予約への移行が進んでいますので、伸びていた当たり前です。一方の電話予約は減少していますので、トータルでの予約数は減少しているお店が多いかと思います。また、組人数が大幅に減少していますので、売上金額でみると2020年対比で60%~80%といったお店さんが多いのではないかと推測できます。
検索シーンも事前の計画的な予約よりも当日の近隣での検索が多いため、googleマイビジネスとかのアクセスの伸びが増えてきています。マイビジネス上での投稿や情報発信の重要性が高まった来ているかと思います。
また、業態によってはSNSでの配信の重要度も上がってきていると思います。
4.テイクアウト、デリバリー系ワード(東京、神奈川、大阪、福岡)
Googleトレンド (期間2012/1/1~2021/12/15 2021/11/21に取得)
【テイクアウト、デリバリー系ワードの推移比較】※週次推移です。
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1月中旬までの動きは12月からの流れとあまり変わっていないです。今後『まん防』の影響で若干ボリュームが上がる可能性はあるでしょう。ただ、これまでのところである程度利用する先が決まってきている可能性もあるので、新規のお店を探すシーンは以前ほど多くならないのかもしれません。
テイクアウト(ピックアップ)やデリバリーも常日頃からスタンバイしておきたいですね。
【ワードボリュームコロナ前対比】
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検索ボリュームとしてはテイクアウトは定着していますが、デリバリー系はgoogleでの検索ではなく、アプリダイレクトといった流れは変わっていないです。
【デリバリーアプリ名の検索ボリューム推移】
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デリバリ―アプリ系ワードは、PCから注文がされる出前館やUberEatsボリュームはありますが、それ以外はまだ認知度が低いことやアプリダイレクトでの注文の為、アクセスボリュームは微小です。