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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/7/2~2024/7/8)

 7月に入り、30℃を越える日が続いており、繁華街や買い物への人出の減少の影響は出ていそうです。その結果検索ボリュームの減少につながっている面もあるでしょう。
 帝国データバンクの発表でも倒産件数の増加、特に焼肉業態や人手不足による倒産が増えています。検索ボリュームを見ていても、マーケットの頭打ちを感じますので、今後シュリンクしていくマーケットでの生き残りを考えていかないといけないでしょう。大手は海外への進出を強めたり、国内では独立や独立型FCへの移行による店舗運営力の強化に入って来ていたりしています。業態もITを導入し効率を追求した食事提供型と人を使ったハレ体験型に分かれてきていると感じています。原材料や光熱費、人件費が上がっていくことを考えると前者で生き残るためには、かなりの設備投資や効率化が求められ、大手に勝つことが厳しくなっていくでしょう。だとすると個店が残っていくには後者しかないのではとも思えます。きちんと体験を提供し、高単価が取れるお店になれないと長い目で見た時には、かなり厳しくなっていきそうです。


・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移
 
暑さも30℃を越える日が続いており、人出にも影響は出ていそうです。エリア間によって、バラつきが出ています。共通なのはこれまでの流れ同様に寿司が一番調子がよく、焼肉の落ち込みが目立つことです。

【東京】

他エリアよりも昨対での数値は悪く、寿司が5%ダウン、その他は10数%前後ダウンと今のところ6月と同様の動きをしています。趨勢的にはすべてがダウントレンド。

【大阪】
寿司、イタリアンは昨対で100%越え、焼肉が一番悪く20%強ダウン、中華5%、居酒屋10%強ダウンと業態間でバラツキが出ています。趨勢を見ると居酒屋、焼肉は減少傾向です。

【福岡】
焼肉と中華が昨対で15%位落ち込んでいますが、イタリアン、居酒屋は昨年同レベル。寿司は16%アップと好調となっています。趨勢を見ると焼肉と中華、イタリアンが減少傾向、寿司は増加傾向、居酒屋は横ばいといった感じです。

【英語ワード(全国)】
インバウンド系の英語ワードですが、夏場の季節指数で減少はしていますが、コロナ明けからはずっと増加トレンドです。コロナ前の7月の比較するとどのワードも10%以上アップしています。ただ5月と比較すると7~8割位に減少しているので、直近での感覚は売上減少していると感じているお店さんが多いかもしれません。

コロナ前2019年7月対比

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・20代女性の300人中180人(60%)が、 カフェ巡りについて「興味あり」と回答【カフェ巡りに関するアンケート】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000141408.html

・コロナが明けても安心できない外食大手の経営環境と深刻な課題
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC03BAB0T00C24A7000000/

アフターコロナの外食大手の業績が順調な回復を見せている。しかしその一方で、業界は新たな課題に直面している。2023年度の外食大手の決算を振り返りながら、現在、外食産業が直面している経営環境の変化や今後の成長に向けて求められる施策について考えるといった記事です。

■順調に回復する大手外食チェーン

■原材料高と運営費の高騰が収益を圧迫
コロナ禍による災害的な需要減からは解放された業界ではあるが、一難去ってまた一難、新たな課題に見舞われている。
 ①原材料、光熱費、物流費など運営コストの高騰
 ②人手不足と人件費の高騰
 ③実質賃金マイナスの継続による消費マインドの低下懸念
 ④人口減少高齢化による国内市場の縮小
といった課題に同時並行的に対応していくことが求められており、これまでにも増して経営のかじ取りは難しくなっている。

■深刻な人手不足が促す技術革新
■円安が海外事業の強化を加速
■独立開業を支援する新たな動き

■人の意欲を高める施策が必要に

・ロイホ・丸亀製麺・大阪王将…運営元は最高益でも不安!?命運を左右する国内外食「以外」の事業とは
https://diamond.jp/articles/-/346514

外食大手トリドールHD、ロイヤルHD、イートアンドHDの損益計算書(P/L)をコロナ禍当時と、コロナ後のもので比較。好業績の要因と、各社の抱える課題を読み解いていく。大阪王将を手掛けるイートアンドHDは、唯一コロナ禍でも営業黒字となっていた。ただ、コロナ後は大増収の一方で、収益性が伸び悩んでいる。その理由とは?

■イートアンドHDがコロナ禍でも黒字を確保できた秘訣とは
■コロナ後は大増収でも収益性が高まらなかったワケ


■コロナ禍で露呈したロイヤルHDの「ポートフォリオ経営」の大きな弱点



セブン-イレブン「焼き立てピザ」デリバリー参入、大手3社に勝てるか? 強みは2つ
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2407/05/news096.html

セブン-イレブン・ジャパンは、「焼き立てピザ」の販売を強化する方針だ。提供店舗を約30店舗(7月4日時点)から、8月より約200店舗まで拡大。同社が手掛ける独自の商品配送サービス「7NOW」でのデリバリーも今月から開始し、同サービスの認知度向上も狙う。

 焼き立てピザは「マルゲリータ」(780円)と「照り焼きチキン」(880円)の2種類を用意した。大きさは大手デリバリーピザが提供するSサイズとMサイズの中間ほどで、1~2人前を想定している。ピザは冷凍状態で店舗に納品し、店舗の焼成オーブンで焼き上げて提供する

■前年同期比332%、好調な7NOW 課題は「認知度」
基本午前9時~午後11時。最低注文金額は税抜き1000円からで、配送料は110~550円となっている。支払方法はクレジットカードかバーコード決済から選択可能だ。現在は北海道、関東1都6県、広島県、九州7県の1万2000店で導入している。2023年度の売上金額は、前年度比358.3%と大きく伸長。2024年3~5月の売上金額も前年同期比332.1%と好調だ。8月から関西2府4県、山口県、鳥取県、福島県を追加し1万6000店まで拡大。2024年度中には全国展開を目指している。

・2024年6月の企業倒産件数は前年同月の782件を超え807件に TDB調査
https://officenomikata.jp/news/16458/#:~:text=%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%EF%BC%88%E4%BB%A5%E4%B8%8B%EF%BC%9ATDB,%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%8A%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82

2024年上半期の企業倒産が4887件となり、前年同期の4006件を22.0%上回ったことが明らかになった。特に中小企業にとっては急速な円安進行や、個人消費の落ち込みなど、厳しい経営環境が続いており、下半期も倒産件数の増加が見込まれる。

TDBは今後について、「日本銀行の追加利上げや人手不足の継続などマイナス要因も多く、横ばい傾向で推移するとみられる」と予測しているという。周辺企業の動向には今後も引き続き注視しておく必要がありそうだ。

・焼肉店倒産、1〜6月は過去最多ペース 円安で食肉高騰
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=111&ng=DGXZQOUC033DC0T00C24A7000000

焼肉店の倒産が相次いでいる。帝国データバンクによると、2024年1〜6月は20件で前年同期の約2.5倍になった。通年で過去最多だった19年を上回るペースだ。円安や米国産牛肉の生産減少で食肉価格が高騰し、収益を圧迫している。
経営を直撃したのが食肉価格の高騰やワタミなどの外食大手が焼肉店に参入した影響もある。大手の参入で小規模店が価格競争に耐えられなくなった。

帝国データバンクの飯島大介氏は「店舗運営コストが増え、焼肉店も値上げは避けられない」と指摘する。「地元のブランド牛や特産品を使ったメニューで客単価を上げたり、待ち時間を短縮したりするなどの取り組みが求められている」とした。



・1〜6月の人手不足倒産、前年比7割増 過去最多ペース
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC03BAB0T00C24A7000000/

帝国データバンクは4日、人手不足が原因の倒産件数が2024年上半期(1〜6月)に前年同期比7割増の182件だったと発表した。年間ベースで過去最多だった23年(260件)を上回る勢いで推移している。4月に時間外労働規制が適用された物流や建設業界を中心に、働き手を確保しづらい小規模事業者の倒産が目立つ。



・ホノルルコーヒー、東京・原宿に再上陸 日本30店体制へ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC027KA0S4A700C2000000/

米ハワイ発のカフェ「ホノルルコーヒー」を日本で展開するホノルルコーヒージャパンは11月、東京・原宿に再上陸1号店を開業する。新型コロナウイルス禍で2022年に日本から撤退していた。再進出にあたって年3店程度を継続出店し、当面30店体制にする方針とのこと。


・【おつまみに関する調査】自宅でお酒を飲む人のうち、おつまみを食べる人は9割。よく食べるおつまみは、「チーズ」「スナック菓子」「刺身、たたき」が各40%台

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001489.000007815.html

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■自宅でお酒を飲む人のうち、おつまみを食べる人は9割。よく食べるおつまみは、「チーズ」「スナック菓子」「刺身、たたき」が各40%台、「ナッツ類」「揚げ物」「枝豆」「ギョウザ、シューマイ」「食肉加工品」などが各30%台

■自宅でお酒を飲む人のおつまみ購入時の重視点は、「味」が7割強、「価格」が4割強、「すぐ食べられる」が3割弱


・回転寿司チェーンでサイドメニューが美味しいと思う店ランキング!1位のお店はどこ?一番人気のメニューは?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000135215.html

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「回転寿司のサイドメニュー」に関するアンケート調査を実施しました。その結果を公表しています。

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