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2022年2月中旬までの外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 コロナは収束に向かっている感じがしますが、街中の感染者数がまだ大幅に多いこともあり、人では絞られている感じです。
まだまだ、環境変化が読めない状況ですが、あらゆる想定に対しての準備は進めておく必要があるでしょう。

◎まとめ

エリアで見ると東京と北海道が他のエリアと比較して落ち込みが激しくなっています。

【東京都の人流変化】

下記のグラフを見ますとターミナル駅での15時の人出は底を打ったかのように見えます。とはいえまだ2020年1月対比で40~50%といった状態で昨年の7月、8月と同様なレベルです。

21時台の繁華街も、落ち込みのひどかった銀座、池袋は底は打った感じですが2020年1月と比較するとまだ半分のレベル。六本木や歌舞伎町でもまだ40%減といった状態が続いています。


【業態系ワード】

上記はコロナ前の2020年2月と2020年2月上旬の比較

・コロナ前の2020年2月と比較すると『居酒屋』は40%前後。これまで落ち込みの小さかった『焼肉』がコロナ前対比で60~80%とこれまでの流れと比べると大幅に落ち込んでいます。

・全国的に一部ワードを除き、コロナ前と比較すると20~60%はダウンしており、ここ数か月では一番悪い状態です。

【利用シーン系ワード】

コロナ前の2020年2月と2022年2月の比較

・コロナ前との比較では、全体期には70~90%くらいまでは戻っている感じではありますが、東京、北海道の『ランチ』『カフェ』はここ1年で一番悪くなっています。

【グルメ媒体系】

コロナ前の2020年2月と2022年2月の比較

・昨年末に戻りかけていた『媒体名』ワードですが、1月、2月と落とし昨対でも割り込むものも多く、コロナ前と比較すると『一休』を除くと50%前後とさんざんな状況。

・予約外食が減っているということもありますが、媒体を主軸とした検索スタイルが減ってきていることも大きな要因となっていそうです。

【テイクアウト、デリバリー系ワード】

・通常の飲食系ワードでの検索ボリュームが減っている一方で、『テイクアウト』ワードが戻してきている。

・ボリュームがかなり落ちていた『デリバリー』も少し戻してきており、 落ち着いていたデリバリーアプリ系のワードも若干ではありますが、『ウーバー』や『出前館』が増加傾向です。恐らくデリバリーのニーズは少し戻ってきていそうです。

0.1月の東京ターミナル駅と繁華街の人出

web検索ボリュームとは違いますが、参考までに都内の人流の2020年1月比較です。(東京都政策企画局発表:https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/information/corona-people-flow-analysis.html)

下記のグラフを見ますとターミナル駅での15時の人出は底を打ったかのように見えます。とはいえまだ2020年1月対比で40~50%といった状態で昨年の7月、8月と同様なレベルです。

21時台の繁華街も、落ち込みのひどかった銀座、池袋は底は打った感じですが2020年1月と比較するとまだ半分のレベル。六本木や歌舞伎町でもまだ40%減といった状態が続いています。


1.業態系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)

Googleトレンド  (期間2012/1/1~2022/2/15 2022/2/22に取得)
【業態系ワードの推移比較】(居酒屋、イタリアン、バル、焼肉、寿司)

【ワードボリューム昨年同月対比】

『イタリアン』は大阪を除き、ほぼ昨対割れ。その他のワードはエリアごとでかなりバラついています。
東京では『居酒屋』が昨年を上回っていますが、その他の食事系の『焼肉』『寿司』といったワードが80%前後と落としています。これまで影響の少なかった『焼肉』『寿司』がこれだけ落としているところを見ると全体的に悪くなっていそうです。
神奈川、愛知は『居酒屋』が昨対で120%となっていますが、その他はほぼ昨年同様。
大阪・福岡は、ほぼ昨年と同レベル。
北海道に関しては、すべてのワードで昨年を下回っており、東京よりも悪化の度合いがひどい状況です。

【コロナ前2020年2月対比】

 コロナ前の2020年2月と比較すると『居酒屋』は40%前後。これまで落ち込みの小さかった『焼肉』がコロナ前対比で60~80%とこれまでの流れと比べると大幅に落ち込んでいます。
 全国的に一部ワードを除き、コロナ前と比較すると20~60%はダウンしており、ここ数か月では一番悪い状態です。

2.利用シーン系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)

Googleトレンド  (期間2012/1/1~2022/2/15 2022/2/22に取得)
【業態系ワードの推移比較】(ランチ、カフェ、ごはん、レストラン、ディナー)

【ワードボリューム昨年同月対比】

『ランチ』が全国的に昨年を割っており、昼間の外出も抑えられているようです。東京と北海道が他のエリアを比較すると一段低いレベルになっています。

【コロナ前2020年2月対比】

コロナ前との比較では、全体期には70~90%くらいまでは戻っている感じではありますが、東京、北海道の『ランチ』『カフェ』はここ1年で一番悪くなっています。

3.グルメ媒体系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)

Googleトレンド  (期間2012/1/1~2022/2/15 2022/2/22に取得)
【グルメ媒体系ワードの推移比較】(ぐるなび、食べログ、ホットペッパー、ホットペッパービューティー、一休)

【ワードボリューム昨年同月対比】

【コロナ前2020年2月対比】

昨年末に戻りかけていた『媒体名』ワードですが、1月、2月と落とし昨対でも割り込むものも多く、コロナ前と比較すると『一休』を除くと50%前後とさんざんな状況です。予約外食が減っているということもありますが、媒体を主軸とした検索スタイルが減ってきていることも大きな要因となっていそうです。

4.テイクアウト、デリバリー系ワード(東京、神奈川、大阪、福岡)

Googleトレンド  (期間2012/1/1~2022/2/15 2022/2/22に取得)
【テイクアウト、デリバリー系ワードの推移比較】※週次推移です。

【ワードボリュームコロナ前対比】

 通常の飲食系ワードでの検索ボリュームが減っている一方で、また、『テイクアウト』ワードが戻してきています。ボリュームがかなり落ちていた『デリバリー』も少し戻してきています。

【デリバリーアプリ名の検索ボリューム推移】

落ち着いていたデリバリーアプリ系のワードも若干でではありますが、『ウーバー』や『出前館』が増えている感じがありますので、恐らくデリバリーのニーズは少し戻ってきていそうです。

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