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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/9/17~2024/9/23)

 大分お米もスーパーに並ぶようになり、コメ不足といった感じはなくなりましたが、価格が上がったまま落ちないという事もあり、庶民には厳しい上場です。外食も原価高騰の要因になりますので、ランチ系の業態にはじわじわ影響が出そうです。
 検索ボリュームは9月に入ってまた、居酒屋、焼肉といったワードは昨対で落ち込んでいます。推移をみても、東京、大阪は居酒屋、焼肉、福岡は焼肉はまだ微減で推移しそうです。年末にかけて回復してくれればよいのですが、依然横ばいにもなっていない状況ですので、楽観視はできないでしょう。


【東京】
寿司を除き検索ボリュームは昨対で減少。居酒屋は15%、焼肉10%、中華・イタリアン約5%ダウンといった形。依然、焼肉も悪いが、居酒屋がまた落としている状態です。

【大阪】
大阪は寿司、イタリアンを除き、その他は昨対を割っています。
居酒屋が20%、焼肉が13%、中華が7%ダウンと東京よりも昨対は落ち込んでいます。


【福岡】
先月は、昨対100%前後で推移している感じでしたが、9月は居酒屋、焼肉が落ち込んでいるようです。居酒屋が12%、焼肉が16%を落ち込んでいます。

【英語系ワード】
英語系ワードは、コロナ前比較して順調に伸びてきています。9月は8月と比較すると大幅に伸びてきており、過去の季節指数同様の動きになってきています。


・今後、「より食べたい人」は約7割!鮭、ツナマヨ…あなたの“推し”は? 好きな「おにぎり」ランキング発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002723.000011414.html

『ホットペッパーグルメ外食総研』は「おにぎり」について、20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。

■今後、よりおにぎりを食べたい人は全体の約7割 好きな具は「鮭」で半数以上の人が選択


■好きな具は地域になじみ深いものが高い支持率に

■おにぎりを選ぶときの重視ポイントは「具のおいしさ」と「コスパ」

・新米シーズンも値上げ&コメ不足。ご飯おかわりサービス廃止の飲食店
https://www.inshokuten.com/foodist/article/7663/

秋といえば新米の季節だが、依然として米の品薄状況が続いている。スーパーマーケットでは新米はおろか、令和5年産米も貴重な存在となり、保存用のパックご飯ですら手に入れるのが難しい。入荷されたとしても「一人〇個まで」など購入制限がかかっている。

■猛暑による品質低下、インバウンド増加、外食好景気、買い占めなどが原因
■「ご飯おかわり無料」サービスを廃止する飲食店も
■コメ農家の倒産・廃業が過去最多を更新。新米は1kg150円上昇見込み


・【ぐるなびリサーチ部】「新米」に関する調査
https://news.nifty.com/article/economy/business/12365-3396273/

8割強が「新米が楽しみ」、3割弱が「お米の喫食機会が増える」と回答! 新米と一緒に食べたいご飯のお供、第1位は「鮭」!

【調査結果ポイント】
1.米不足を実感している人は7割で、女性は男性を10ポイント以上上回る。
2.8割強が「新米」を楽しみと回答、年代が上がるほど高くなる傾向。
3.3割弱が「新米」の時期に食べる量が増えると回答。
4.「新米」と一緒に食べたいものは、「鮭」「明太子」「卵」「納豆」「海苔」が4割以上で上位。
5.「新米」を食べたいと思う飲食店では、「一緒に食べる料理そのものがおいしい」が6割弱で最多。
6.「新米」を食べたい外食ジャンルは、「定食屋」が1位で「おにぎり専門店」が2位。女性では「おにぎり専門店」が「定食屋」を僅差で上回り1位。


・渋谷・おしゃれ飲食街の「インフレ」が進む"裏事情"
https://toyokeizai.net/articles/-/828149

 あらゆるトレンドやカルチャーの発信地となる街、渋谷。酒場に関しても、多くのトレンドが渋谷から発信されている。感度の高いイケてるZ世代は、新宿でも池袋でもなく、渋谷で飲んでいる。

■渋谷のおしゃれ飲食店のインフレがすごいことに
 渋谷の最先端なトレンド酒場では、今インフレがすごい。グラスワインが普通に1200円、1500円する店も珍しくない。2000円を超えるものも見たことがある。ボトルではなく、グラス1杯だ。

■SNSの功罪も値上げの要因
 値段が上がっているのには、店側の都合もある。物価や人件費の高騰ももちろんあるが、SNSの影響も大きい。

■現代人は「失敗したくない」
 Z世代はじめ現代人は「失敗したくない」という思いが強い。インターネットの発達により多くの情報が氾濫し、たくさんの選択肢があふれる中で「正解を選ばなくては」「間違えたくない」というプレッシャーにさいなまれている。若い世代はSNSで自分を発信する機会も多く、人の目が気になり、失敗した姿を見られることに強い抵抗を持つようになっているのでは。

・5000円でかに食べ放題「かにざんまい」驚きの中身
https://toyokeizai.net/articles/-/828105

「寿司かに食べ放題」という看板が目に飛び込んできた。寿司食べ放題はともかく、かに食べ放題はこれまで見たことがなかったので、行ってみることにした。といった食べ放題「かにざんまい」実食レポートです。
■かに食べ放題4980円を実食調査
■いざ、身をほぐす!ボリュームはいかに?
■実現したのは仕入れ業者のおかげ
■ネットを見た外国人観光客も多く訪れる

・高級ホテルの顧客が通う「銀座の高級寿司」の実際
https://toyokeizai.net/articles/-/827377

現在4代目の杉山衛氏が切り盛りする「銀座寿司幸本店」は押しも押されもせぬ、日本を代表する江戸前寿司の名店である。創業は1885年と、来年で創業140年。明治、大正、昭和、平成、令和の5つの時代で繁盛店であり続けてきたということは奇跡に近い。

■「酒の品ぞろえのよさ」で他店を圧倒
■「ワイン×寿司」もいち早く始めた
■リーマンショックでも利益を出せたワケ
■コロナ禍を救ったのは「インバウンド」
■普通の人が行ける寿司の上限は「3万円」


・単身世帯と二人以上世帯で違いはあるのか否か…外食の利用性向をさぐる(2024年公開版)

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a0ccd50444a35835cb3e16e2166fc33196ce01d6

外食の利用性向に関し、世帯種類別の違いも合わせての実情を、総務省統計局による家計調査の結果(年次分は2023年分が最新)から確認する。といった内容です。

↑ 外食全般と主要品の世帯購入頻度(月あたり、世帯種類別)(2023年)

月あたり単身世帯は平均で7.8回、二人以上世帯は8.3回ほど(一般)外食を利用している。上記説明にもある通り、実質的には宅配、中食(的なもの)も含まれるので、感覚的にはあながち的外れでもあるまい。他の主食的外食の利用頻度は単身世帯の方が多く、一人暮らしの食生活事情が透けて見える。

↑ 外食全般と主要品の世帯購入頻度(前年比、世帯種類別、ppt)(2023年)

前回年となる2022年の値と比較すると、二人以上世帯のハンバーガー以外は増加。

↑ 外食全般と主要品の支出金額(月あたり、世帯種類別、円)(2023年)
↑ 外食全般と主要品の支出金額(月あたり・一人あたり、世帯種類別、円)(2023年)

世帯ベースでは単身世帯より二人以上世帯の方が高い値を示している。しかし一人あたりの金額で比較すると、すべての区分で単身世帯の方が高い値となる。いかに単身世帯の食生活が外食(中食含む)に支えられているか、その少なからずが他の主食的外食、具体的にはファミレスなどによるものなのかが分かる。また、ハンバーガーは世帯全体としては、まだその他の食品レベルの頻度でしか食べられていないようだ。
前回年となる2022年からの変移は次の通り。

↑ 外食全般と主要品の支出金額(前年比、月あたり、世帯種類別、円)(2023年)


・野菜摂取レベル〝ひと目〟で 外食店に推定測定器⇒休日は注文増
https://news.yahoo.co.jp/articles/c83181f15840396c8f01e1b6a276aee98c899668

外食店に野菜摂取量推定機を置いて摂取レベルに応じた野菜メニューを提案すると、休日は野菜料理の注文率が増えたことが、ゼンショーホールディングス(HD)とカゴメの実証研究で分かった。子連れ客は測定率が高く、親子で来店しやすい休日に野菜摂取を促す効果が高まった可能性がある。

・【価格大調査】カツカレーのお値段は?LAの日系タウン “リトル・オーサカ” 外食の目安は日本の2~4倍

https://news.yahoo.co.jp/articles/17595d1c2d76fbf60c481606db3ef8af63d9e344

ロサンゼルスの日系タウンでリトル・トーキョーに次ぐ大きさの“リトル・オーサカ”と呼ばれるソーテルの町を調査した。という記事です。

■LAのリトル大阪で人気の日本のお店、価格を調査
■LAで外食をするときの目安は日本の2~4倍
■日本でおなじみの“ココイチ”で比較
■日本の文化もLAの人に愛されている

・本気になれば8億人の食料だって賄える!本当はすごい日本農業の底力
https://diamond.jp/articles/-/350152

日本の土壌は世界的に見て比較的良好な状態にあるものの、その潜在能力は十分に引き出されていない。日本の生産能力を上げるためにも、農産物価格の引き上げや大規模農家への支援強化など、抜本的な対策が必要なのだ。
※有坪民雄『誰も農業を知らない2 SDGsを突きつめれば、日本の農業は世界をリードする』(原書房)の一部を抜粋・編集したものです。

■日本の土壌のポテンシャルは高い。その気になれば相当な生産が可能
■多収品種を本気で開発すれば、日本は8億人分の食料を賄える
■農産物価格を引き上げて、新規就農者の育成が必要
■日本の農産物の安さは異常、卵の価格は30年前の2倍でいい



・飲食業界の未来を切り拓く!日本初となるQRコードでロボットを呼び出す下げ膳サービス「MOTTETTE」SEA BiRDS CAFEで実証実験がスタート!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000141893.html


株式会社ユニキャストは、日立駅直結の絶景天空カフェ「SEA BiRDS CAFE」にて、飲食業界が直面する人手不足問題に革新的な解決策を提供する下げ膳サービス「MOTTETTE(もってって)」の実証実験を開始いたしました。

配膳ロボットとそんなに変わらないように感じますが、効率化には寄与しそうですが、お客様側に作業をさせるという事を考えるとおもてなし力の向上にはつながらなさそうですね。

■実証実験の背景

飲食業界では、「人手不足」や「人件費の高騰」が深刻化し、配膳ロボットの導入が進む中、ユニキャストは単なるロボット販売にとどまらず、独自のソフトウェアと組み合わせたシステムでお客様のニーズに応えるソリューションを提供しています。今回、SEA BiRDS CAFEとの協力により、スタッフの業務負担が大きい「下げ膳」に着目し、2週間の実証実験を実施。お客様からのフィードバックを基に、「MOTTETTE」がどのように業務効率化を進め、さらなるサービス向上に寄与するかを検証していきます。

・第6回 JDA会員定例会『日本デリバリー協会プレミアムセミナー』
 開催日時:2024年10月15日(火)
 セミナー:15:00~16:40
 懇親会 :17:00~18:30
 参加費 :JDA会員無料(2名まで) (一般参加10万円/1人)

※JDA日本デリバリー協会へのご入会は、チラシのQR or 下記リンクから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfkXfy5HmaMsNb_YgyanwStGyL3v8txaToel28PvZ7KyuEGeA/viewform
※詳細はチラシを参照


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