ハヤシダの親友であるヨシノの口癖は 「ファイアーか水やん!」 らしい 水を英語で言えないのか、ファイアーはファイアーとてしか知らないのか、そもそもこのセリフに意味があるのかはわからない。 ていうかヨシノと僕は繋がりがないので実際に聞いたこともない。 ハヤシダともつい昨日知り合ったばかりだ。 自分で輝けないなら、せめて輝いている人の側にいよう。
この前、一人称が「拙者」の人を初めて見た 実在した その人は格好こそ最近駅周辺でよく目にする手荷物財布と携帯だけ系若者のようなぴちぴちのジーンズとぴちぴちの白Tシャツでミニモヒカンだったが 一人称が「拙者」だったのだ こんな機会二度とないと思い僕は 「どうしたでござるか?」 「殿はご無事でござるか?」 など、人見知りとは思えないペースで話しかけていた でも一人称が「拙者」の人はきょとんとしている 僕は意を決してたまたまポケットに入っていた巻物とマキビシをチラつかせてみた し
派遣のバイトのくせに現場を仕切るな そもそもバイトが仕切るな張り切るな これは小さい時に親から教えられた バイトは最小限の仕事を社員の前でだけこなせばいい 小学校の頃、よく先生が僕に教えてくれた事だ そんな僕は今、派遣バイトに挑戦している ほぼその日限りの職場 こんなところで張り切ったって仕方がない お給料だけ貰って消えればいい そう思っていた 今日の仕事は17時から22時までの 郵便物の仕分け作業 17時になり、みんなそれぞれのポジションにつき仕分けを始める 僕も
最近は暇さえあれば山へ行く 山はいい この前は海野さんと川原さんとアマンダと山へ行った今回登った山は名前は忘れたが有名な山で標高は割と高い みんな数ヶ月前から荷造りや体づくりをして準備万端だ 海野さんは山のプロ 持ち物もプロって感じ 川原さんは山のプロ 持ち物もプロって感じ アマンダは食欲旺盛でリュックの中には丁寧にちぎられたポン・デ・リング一粒一粒をチョコでコーティングしたものが大量に入っていた 僕は基本的には手に持つタイプの扇風機だけ この日も手に持つタイプの扇風機を両
チャリンコは自転車。 自転車ってスピード出したら危険は増すけど安定する。 自転車ってスピード緩めたら安全やけど安定せえへん。 人生も一緒ちゃう? そんなことない? ないか。 最近やけに風が気持ちいい。
自分がお言葉に甘えるタイプじゃなくてよかった もし自分がお言葉に甘えるタイプやったら 結構お言葉に甘えてもうてたと思う もしあの時お言葉に甘えてたらって考えたらゾッとすることとかもあるし お言葉に甘えへんかった結果いい方向に転がったこともある ただこれは決してお言葉に甘えることを否定してるわけではない 単に自分がお言葉に甘えるタイプじゃなくて そもそもお言葉に甘えるのはむいてないからこう思うんやと思う もしかしたらお言葉に甘えてたほうがよかったことだってあったかもしらん でも
ジリリリリリリ ジリリリリリリ 目覚ましの音は本当に人を不愉快にさせる もうそんな時間なのかと苛立ちながら まだ完全には開かない目を擦り 目覚ましを止めようとする だが僕はその瞬間 衝撃のあまり完全に目が覚めた 携帯から鳴らされていると思っていたその音は 携帯からではなく 枕元に置かれた明太子からの音だったのだ
昨日の夜 僕はじゃんけんで負けた その瞬間から僕は僕ではなくなった 鬼 僕はパーを出し、君はチョキをだした たったそれだけのことで 僕は鬼になったのだ それはツノが生えるわけではない それはいいパンツをはけるわけではない それは桃太郎に倒されるわけでもない ただ君を探すだけ どこかに隠れた君を探すだけだ 「もういいかい」 「もういいかい」 返事がなかった 何度叫んでも返事がない 「もういいよ」 それだけでいい その言葉だけでも聞かせてくれ そう思いながら 叫び続けた
基本的に僕は可愛いものが好きなので、小鳥や子猫を見ると「あ、可愛いなあ」と思います。 先日、近所のコンビニでカップラーメンを買った際、お箸をつけ忘れたあの男性店員さんでさえ可愛いと思えるかなりありがたい思考回路が備わっているため、ありがたいです。 そんなこんなで僕は今、シンガポールにいます。 この国を南北に縦断する地下鉄を、僕は作っています。 甘いものが食べたい、、、、、。 あぁ、、、、、、、、、、、、。 うぐっ、、、、、、、、、、、。 ぱくっ、、、、、、、、、、、! 甘
4/30 家に大量のバナナが届いた。 それはそれはもう大量。 これは1人では食べきれないと思った。 5/1 家に大量の猿が届いた。 昨日のバナナを食べてもらった。 大量の猿だけが残った。 明日は何が届くかな。
久しぶりに飲んだ酒は あの頃とはまた違う味がして あ、俺も酒も大人になったんだなって そう思った どこか寂しくて、でも何か暖かくて きっとこれからもこいつと成長していくんだろなってそう思った って言いながらチャリ漕いでる人とすれ違った。