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世界に誇るアニメに感じる日本の精神

突然ですが、日本を建国したのは誰だか知っていますか?ちなみに卑弥呼ではありません。

「歴史にはあまり興味が…」と思うあなたでも、鬼滅の刃が好きならこれから紹介する話はちょっと記憶に残るはず。


神武天皇と『八紘一宇』の教え

それは日本の初代天皇である神武天皇が残した建国の言葉『八紘一宇』の話です。

『八紘一宇』とは直訳すると「八方すべてを一つの屋根の下に」という意味。神武天皇が「天下を一家と考え、自分が正しいことを行い、その心を広げてこの国を作りたい」という思いを込めた言葉なんです。

お互いの価値観の尊重

神武天皇は、自分が正しいと思う価値観と同様に、他者の価値観も尊重することの大切さを説いています。

そこから生まれる多様性が、日本という国を豊かで面白いものにする、という考え方です。

皆さんは、親の世代と自分の間で価値観の違いを感じた経験がないでしょうか?また職場や家庭で、他人と自分との間に価値観の違いがあると感じて、時に葛藤を経験したことはないですか?

そんなときこそ、『八紘一宇』の教えを思い出してみてください。その中には、違いを尊重し合うことで、より良い社会を作り上げるヒントがあるんです。

もう一つの意味

さらに、『八紘一宇』にはもう一つの意味もあるんです。それは、「一番強いものが弱い者のために働く制度こそが国家であり一家である」という教え。神武天皇は、強者が弱者を守り支えることこそが国家の役割だと述べました。

あなたが鬼滅の刃を観たことがあるなら、炎柱・煉獄杏寿郎の母親が語る言葉を思い出してみてください。

…生まれついて人よりも多くの才に恵まれたものは、その力を世のため人のために使わねばなりません。天から賜りし力で人を傷つけること、私服を肥やすことは許されません。弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。責任を持って果たさなければならない使命なのです。決して忘れることのなきように。

思い出すだけで涙が…

この言葉と『八紘一宇』のもう一つの教えは、驚くほど似ていると思いませんか?

神武天皇の言葉から2683年経った今でも、その教えは私たちの心に生き続けています。鬼滅の刃を通じて、日本の建国の精神が新たな形で伝えられていることに心が震えたので、記事を書いています。

あなたも日本の精神を語れる

この記事を読んで『八紘一宇』という言葉を知った方には、ぜひ覚えておいてほしいなと思います。

外国の人に日本の心とは何ぞや?って聞かれたら何と答えますか?

その時の答えにもなるのが『八紘一宇』です。

「私たちはそれぞれの価値観を大切にしながら、また力のあるものが弱いものを助けて、みんなが家族だと考えて暮らしているんだ。だから地震などの災害で被害を受けても、争いや騒ぎを起こさずに助け合って乗り越えられるんだ」

って言えるでしょ?

こんな話ができたら、自分の心もちょっと豊かになりませんか?

歴史から学び、一人一人が日本という大きな家族の一員として、一緒により良い社会を作るきっかけになれば嬉しいです。

コミュ占講師・数魂相談師 あつし

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