木曜日の朝にseason2-02
「おはようございます。」
さむっ。モソモソと起きて、まだ外は暗くて。
最近なかなか起きられない次女を起こしに半目で階段をのぼっていくと、三女が起きてきて、猫もケージから出してもらう。
「おーい、遅れるよー」
階下でくつ下を履く。
足もとから冷えてきますからね。
白湯にレモンをちょろんと入れて、一口すすると思わず「っあ〜」と声が出て、胃の中まであったまってくる。卵を二つ、白だしでちゃかちゃかと混ぜる。
近所の同級生のお母さんが送ってくれるというから、三女の今朝は優雅で、
「昨日さぁ、ちいちゃい子めっちゃくちゃかわいくて。抱っこしてたら、寝ちゃってさぁ。ここで!もう、かわいーーっ!!ってなって。」
と、昨日の家庭科での保育の授業の様子を語り出す。お近くの赤ちゃん連れのママたちにご協力いただいて、中学生が手作りしたおもちゃで赤ちゃんと一緒に遊ぶという時間だった。久しぶりに折り紙を出してきたと思ったらアンパンマンやバイキンマンを切って作っていたのはそのためで、案の定、「アンパンマン!」「バイキンマン!」と指さして言ってくれた子がいたと、メロメロになっていた。
「帰りにね、男の子がひとりトコトコ来たと思ったら、ギューーってしてくれて、その子のママもびっくりしてて、はぁーーっかんわいいっ!!ってなってさぁ! 弟欲しいーってなった。」
「う、うん(苦笑)弟はもう無理やなぁ」
ちいちゃい子の可愛さにキュンキュンなっていて、私もあの赤ちゃんのあったかさや匂いを思い出してホッコリとした。
そんな頃もあったなぁ。
テスト週間前の次女は、口数も少なく、テンションも低く、もくもくと朝ごはんを食べていた。
「っあーーっ」とか言いながら、擦り寄ってきた猫を捕まえて、ギューッとして何かしらをチャージしていた。
「いってきまーす」
「はい、いってらっしゃい」
いつもよりもちょっとだけ、声に力を込めて。
ピチピチと金魚がエサを待っていて、近づくと水面から身体をはみ出してしまいそうなくらいで、
「わかったわかった」とつい声をかけてしまう。
そういえば、
「あ、ゴミ出し、ごめんっ!やっといて!
いってきますっ!」
と、えらく今朝はバタバタと出かけていった夫に言われたんだったと、一杯目の洗濯物を干しながら思い出す。
そうだね、木曜日だ。
さて、今朝はこの曲で♪
前から思ってるんだけど、なとりくんの曲聴くと「ぼくのりりっくのぼうよみ」(今はたなかさん)を思い出すのは私だけかしら。
Have a nice day🎧
月曜日の夕方、あんまりにも空がきれいで撮った。日が短くなりましたね。
早く帰ってこよう。