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構造心理学 5. 個性を知る『価値基準』

前回、個性を知るための『7つの資質』についてご説明しました。

さて今回は
7つの資質のうちの真ん中・価値基準です。


価値基準は、価値観とは違います。


価値観は後天的にできたもの。


価値基準は、先天的に元々持っている軸です。

一般的、社会的ではなく
複数ありますが、そんなに多くはありません。

自分自身の中心となる軸なので
時間をかけて探っていく必要があります。

なぜかというと

価値基準不在のまま、他の資質を生かしまくると
人生の軸がズレた方向に行ってしまうからです。

価値基準の探り方

① 性別・生まれた場所(国)・生まれた時代が違っても、変わらないものを探る
 ・どこの国、親に生まれても、必ずそうであるという自分
 ・兄弟がいようがいまいが、双子だろうが一人っ子だろうが、そうであるという自分
 ・「人生の転機で選択する基準」の中で、日常でも基準として採用しているもの
 ・子供のころよくやっていた遊び
 ・子供のころからなぜだか知らないけど、心から追い求めていたもの
 ・知覚があろうがなかろうが、そうであるという自分
 ・オトコであろうが、オンナであろうがそうであるという自分
 ・戦国時代に生まれていようが、今に生まれていようがそうであるという自分
 ・若くても、年を取っても、必ずそうであるという自分


② 人生の転機を書きだし、全体に共通している基準を探る
 それまでと、その後が大きく変化しているときに基準にしていたものは何か?
 よく考えたら、転機だけではなく、毎日小さく使っているのでは?


③ 強みと優しさ資質を探りまくる
 価値基準の両サイド を探ることで、共通項・真ん中が見えてくる。


時間と手間はかかるが、一生やっていくものです。
人を相手にする専門家は、これを探る方法論を知っておく必要があります。


まとめて書くとこれだけのことなんですが
本気で自分の人生を創っていきたい方は、怠けずにやる必要がありますよ。

すぐわからなくても
とにかく、書き出してみたり、日々気にしてみることです。


価値基準を探ることで
心の声も聞きやすくなるはず。



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