Kazuko
ライフナビゲーター桑田和子のミニエッセイです。
構造心理学について少しずつ解説していきます。
頭の中で考えれば考える程 何が1番いいのかわからなくなる こう言ったらどう思われるかな? ああしたら変かな? ホントはこうしたいけど やっぱり・・・ ホントはああ言いたいけど でも・・・ 相手の頭の中を詮索して 的を外してばかりのあなた いつもそうして 問題を余計にややこしくしてきてしまった 恋愛は 傷ついたり ドロドロになったり みっともなかったり そんな自分を 1人で解決しようとしないでね 1人で考えて 自己完結していては あの人の出る幕がなくなってしまう
2人の間にたまった埃 一体いつからなのでしょう? 最初はうっすらと 次第にそれが重なって そのうち いろんな感情がからまって 頑固な汚れになってしまった・・・ 「ほんとは辛かった」 でも意地をはった 「ほんとは悲しかった」 でも言わなかった 「ほんとは寂しかった」 でも我慢した 埃を払って拭ってみたら そこには 2人の本当の気持ちがあります どちらが掃除をするか? それが大切なのではありません 2人の間にたまった埃 それを払うことが必要なのです 埃がた
「大切だから 上手く言えなかった 大切だから 臆病になった あの人を失うことが怖くて 少しずつ 言葉に、感情に 何かをかぶせて そのままの自分を 見せなくなっていた」 あの時は、それも必要だったんですよ そのままを見せていたら きっとあなたとあの人は お互い生傷に塩を塗るような そんなことしか出来なかったかもしれません 幼すぎて 未熟すぎて 自分しか見えなくて ものすごく不安で でも、ここからは もう少し正直になってみようかと あなたは思ったのですね た
いつも笑顔の人が 傷ついていないわけではありません 涙をこらえて グッと息を飲んで耐えていることに 誰も気づいていなかったりするのです 本当に悲しい時 人は涙を流すことすら出来ません じっと 空を見上げて 涙がこぼれ落ちないように耐えるのです そんな姿を 自称傷つきやすい人は知りません 自称繊細な人は 笑顔で大勢と付き合っている人の 後ろに隠されたものに気づきません 何故なら彼らは 自分のカサブタを何度も剥がし 滲んだ血を眺めることに忙しいから その人の 笑顔の
一番大事なことがわかっている人は 一番大事なことを一番にする 他の人からどう思われても 何を言われても 一番大事なことがあるから それだけは譲れないことがあるから 一番大事なことがわからないとき 人は 枠組みからスタートしようとする だってこれが常識でしょう だって皆そうしているでしょう もっと周りの気持ちも考えて それは一見もっともらしく見えるけれど 一番大事なことが何かに目を向けていないから 外の枠組みを持ってきているだけ 一番大事なことを あなたにと
「もう、しばらくは会わないでおこう」 そうキミは言った 「しばらく」ってどれくらいなのだろう 1ヵ月? まだかな? 3ヵ月? そろそろいいかな? 半年? もうそろそろ「しばらく」は終わったよね? そうして時間は過ぎて 「しばらく」というのは 「ずっと」という意味だったことに気がついた 本当はもう会うつもりはなかったんだね (時間が経てば察してくれるだろう・・・) (ハッキリした言葉で、傷つけたくなかった・・・) キミはそう思っているのかな? 嘘だ 思いやりじ
頭ばかりになるのはやめませんか? 考え過ぎて、先を読み過ぎて、結局取り下げてしまう。 わかってるつもりでも、本当は何一つ体験してないのです。 何一つ本当には味わってないのです。 ウインドーに並んだ食品見本を見て ネットに出ている料理の写真を見て 食べた気になってるだけ。 でも 本当は何一つ自分のカラダを通してないから 何一つわかってはいないのです。 シミュレーションなんて 仕事では役立っても 人生には何の役にも立たちません。。 リアルな感覚が リアルな感情が リア
このゴールを 上から覗き込めるような ノッポで、ジャンプ力のある人が見ている世界と 私みたいに 下から見上げてる人が見てる世界は きっと 全然違うのでしょう。 多くの人は 自分の目で見た世界が全てだと思っているけれど 世界は人の数だけ 生き物の数だけあるのです。 認識が世界をつくる。 そして 他者との交わりが 世界を広げる。 必死になって走ったのはいつだったか、覚えていますか? たまには 何かに対して 誰かに対して 必死になってみるのも悪くないですよ。 何
誰もが どこかに 帰る場所を持っています。 心の故郷ともいえるような そんな場所です。 もしかしたら それは家族の笑顔 もしかしたら それは遠い昔に遊んだあの秘密基地 もしかしたら それは夢に見たあこがれの世界 もしかしたら それはあの人の腕の中 あなたはまだ 本当にはそこにたどり着いていないのかもしれません。 帰る場所を探して さまよい続けているのかもしれません。 「私はどこに帰ればいいのだろう・・・」 まるで記憶喪失になったかのように 周りを見回し 想い
言ってしまった一言を 後悔したことはありませんか? 冷静に考えてみた時に あの人が間違っていて、あなたが正しかったとしても 言ってしまった一言を 後悔したことはありませんか? 大切な人との間では 勝ち負けではない世界が存在しています。 「だって、私は間違っていないもの!」 あなたが望む結果は あの人を打ち負かすことなのですか? 「だって、あの人が間違っているから!」 あなたは、あの人にとっての裁判官になりたいのですか? 本当に大切な人との間には 勝ち負けではな
「○○したら、××してあげる 」 とか 「△△してくれないから、□□だ 」 とか 交換条件で愛をはかるのは止めませんか? 自分がしてあげたいからするだけ。 ただしてくれたことを、素直に喜ぶだけ。 相手の気持ちを全力で受け止められるように、両手を広げて待っている。 どんな小さなことでも、一つ残らず受け止められるように、両手をカラにして。 交換条件で相手をはかるのは、自分に自信がないからか、はたまた相手を見下しているのか。 どちらにしても、それが許されることを知ってい
大切な人がイライラの中にいるのを見ると、辛くなりませんか? 何か力になれたらなぁ・・・と思うあなた。 でも、何もできない。 あるいは あなた自身がイライラの中にいて 大切な人に対して、なぜか素直になれない・・・ 人は、あまりに忙しくなり過ぎると、余裕がなくなります。 他人のことも、自分のことも見えなくなって いつの間にかイライラをまき散らしてしまうのです。 「なんで わかってくれないの ?」 「なんで 私ばっかり ?」 「なんで あの人は○○なの ?」 「なんで この
空に何千何万の星があるように 人間も何十億人という人がいて 今まで生きてきた人を含めたら それはもう数えきれないほどの人が たくさんの愛を経験してきました 性別や年齢や 地位や立場や家柄や 人種や民族や文化や いろんな形の愛があって 何千億、何兆 いやそれ以上の人たちが 愛に悩み 愛に苦しみ 愛に傷つき 涙して、吐いて 血まみれになって それでも、愛を経験してきました 今、あなたは 誰かを愛していますか? 深く深く愛していますか? 傷つくことを怖れて 自
なんとなく自信が持てない。 イイ線 までは行くんだけれど、 ふと 「自分は相手にとって相応しくないんじゃないか?」 という気持ちが湧いてきて、二の足を踏んでしまう。 そして一歩下がっているうちに 気がついたらタイミングを逃していた ・・・ そんなことはありませんか ? ふさわしいって何でしょう? 家柄 ? 年収 ? 年齢 ? 容姿 ? 性格 ? 相手にとって相応しいか、ふさわしくないか それは あなたが決めることではありません。 相手が決めること。 そのこ
自分の好きなようにしていいんだよ と言われても 何がしたかったのか 思い出せない 何が好きなのかも わからなくなった 行くべきところも 帰るところさえも 見失ってしまった たった1人取り残されて どうすればいいのかも 生きている意味さえも 見つからず じっと ただじっと 日々が過ぎていくのを眺めている 迷い子になって 泣き叫んでも誰も来ない 探し疲れて もう何も感じなくなった そんなときには 少し休憩 探すこともやめて そっと自分を抱きしめてみましょう
タイミングを待っているうちに タイミングを逃していませんか ? 機が熟すのを待っているあなた 用心深いというわけでも無いのだけれど 自分流のやり方に没頭しすぎて 自分の中のタイミングにばかり意識を向けている 相手にもタイミングがあるということに 気がついていますか? あなたが本当の幸福を手に入れるために 自分のやり方へのこだわりを 少しゆるめてみたらどうでしょう? ただ自分のタイミングだけで待っていたら 熟す前に干からびてしまうかもしれません 人は、1人ぼっちで生