![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152811693/rectangle_large_type_2_50098c450ea41a732bba8f8d980d67b6.jpg?width=1200)
Photo by
take_kuroki
カメちゃん
カメちゃんは身長が180センチ位でで、
母親よりも20歳以上歳上の男性でした。
私のおばあちゃんより一個歳上だった気がします。
しかしそんなことは気にならないくらい若く見えました。週末は、お母さんとお姉ちゃん2人、カメちゃんと過ごすのが当たり前でした。
私はカメちゃんのことは嫌いではなかったです。小さい頃から遊んでいたし実のお父さんとの記憶はほとんどなかったから、お父さんのような存在でした。しかし、お父さんと呼ぶことには何故か抵抗がありました。小さい頃、カメちゃんをお父さんと呼ぶことにしようとお母さんに提案され、嫌で泣いた記憶があります。何故かそれが悲しいことのような気がして涙が止まりませんでした。
大好きなお母さんは、私がカメちゃんと仲良くしていると嬉しそうだったから気を使っていた部分もあると思います。