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いつの間にかなくなっていた

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インフラ総合職(23)が、今までの人生で出会った男性たちの中でも忘れたくない人々と過ごした日々を独断と偏見の100%私目線で、そして少しの理想を込めた80%ノンフィクションのお話…
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#短編

恋のせいにして、君とどこまででも行こうか

恋のせいにして、君とどこまででも行こうか

 この先どうなったとしても、決して忘れないだろうなと思う人が君だ。例え違う誰かと結婚したとしても「若い頃全てを捨てて、一緒になろうとした人がいた」という思い出を抱えながら暮らしているだろう。もし一生独身の人生だったとしても、過去に私の全てを肯定してくれる人が一人いたという真実をたまに思い返したりしてあの頃の思い出を糧にしながら死ぬまで君を想っているんだと思う。若しくは、恋のせいにして、寂しがり屋の

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ショートケーキ

ショートケーキ

何だか安心していて、気持ちよくて、微かに目覚めて状況を察したけれど、もう少しこの快感を味わっていたかったから起きてないふりをしていた朝があった。ひどい二日酔いだったからかもしれないけれど、だとしてもあれほど気持ちの良かったやつは、はじめてだった。

当時の私は、入社1年目のなりたて営業マンで前泊として県隣のホテルに一緒に同行する上司と泊まった。もちろん部屋は別々。だったはずなのに起きたら一緒のベッ

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