Voyagerくん
エンケンを知っているかな60年代後半彗星のように現れた謳うエイリアンだ。カレーライスは有名だけど珠玉の名作を幾つも遺したんだよ。凡人が書き得ない異次元の視点をもったアーチストだったね。
https://youtu.be/GKt7HeP4mng
彼ほど日本のART界に影響を与えた人物、いや、もといエイリアン、はいないと思うよ。僕は、佐久間正英と作ったアルバムがベストかなと思う。大滝、細野、松本、鈴木、レジェンド皆んな彼が好きだったし、横尾忠則のアルバムアートワークも素晴らしかったね。
突飛な処へ翔ぶよ。
はなしは。
数日前ね、太陽系を脱し恒星間宇宙の235億5923万km以上先をいまだに飛行するボイジャーからデータが届き、太陽系から離れるほど宇宙では宇宙密度が高いことが解ったそうだ。実のところ天文学者達は宇宙望遠鏡のハッブルやジェイムスウェッブの成果以上にこのデータを待っていたんだ。
47年前に打ち上げられたボイジャー。
そのことをエンケンは美しいメロディラインの歌にした、「ボイジャーくん」
https://youtu.be/SbrRkdOZPLU
だよ。今から思えば、エンケンはよく理解し、孤独だが、強く、美しく、その旅の偉大さを讃え、それは僕らの内面のこころの宇宙につきささる。天才なるが故の観点。2008年にはとうとう荒井良二との合作絵本まで形にしたのだ。そしてエンケンは僕らのもとを去っていった。今更ながら、僕の愛した遠藤賢司とは並外れた天才であったと感慨深く思いを深めるよ。
湯川潮音が、「裸の王様」という歌をエンケンに捧げている。
https://youtu.be/tFRSHhtH358
#大場章三
#遠藤賢司
#湯川潮音