創作ストーリー「めぶ猫と愉快な仲間たちの日常」 第八話
寝ぐせ「うぅ・・・い、いったいどうなってるっす?」
まだ寝ぐせは意識がハッキリしていないが状況を把握しようと体を動かそうとするが・・・しかしすっぽりハマってしまい身動きができない
寝ぐせ「!?」
寝ぐせ「ぐわぁぁぁぁぁーーっ!??」
・・・ようやく寝ぐせは自分の状況を把握した
寝ぐせ「足が埋まって動けないっすぅーーーーーっ!(汗)」
謎の存在「口は・・・禍(※わざわい)の元なりっ!」
例え正しいと思った事でも時として相手には余計な一言に・・・それで自分自身が苦い思いをすることがある・・・それを痛感する寝ぐせであった
寝ぐせ「!?」
寝ぐせ「って、何言ってるっすかーっ!お爺ちゃんが叩くからこうなったんじゃないっすかーっ!!(怒)」
パァァァンッッッ! ※ビーチサンダルで叩かれた音
寝ぐせ「痛いっすぅ!(涙)」
謎の存在「・・・他の者のせいにするでないっ!」
謎の存在「それより己を見よ!その情けない姿をっ!!」
寝ぐせ「うぅ・・・何故おれっちばかりこんな目に(涙)」
謎の存在「天罰・・・神はけして見逃さない・・・」
寝ぐせ「おれっちは、な、何もやってないっすよ!?(汗)」
謎の存在「それは・・・本当か?」
謎の存在「己の欲や・・・やむを得ない理由と・・・自分を正当化し嘘をついた事が無いと・・・本当に心から言えるかっ!」
寝ぐせ「うっ・・・そ、それは(汗)」
謎の存在「まだ偽るかっ!となれば・・・止むを得まいっ!(※仕方ない)」
謎の存在「カァァァァァァァァァーーーッ!」
突然、謎の存在が気合の一喝・・・すると・・・
寝ぐせ「・・・・・」
寝ぐせ「ちょ、ちょっと何が起きてるっすかーーっこれ!?」
謎の存在「それがお前のもう一つの真実の顔じゃ・・・っ!」
寝ぐせ「なんすかこの長い鼻は!?」
寝ぐせ「元へ戻してくださいっすぅぅぅぅ!(涙)」
寝ぐせ「く、くさぁっっっ!」※鼻が伸びた事で悪臭を吸引しやすくなる
寝ぐせ「なんか足下がスゴイ臭いんっすけどっ!!(涙)」
※寝ぐせは、まだウ〇コの沼にハマったことに気づいていない
謎の存在「黙らっしゃいっ!」
パァァァンッッッ! ぷぅ~~~~~ん ※悪臭
寝ぐせ「いたっ!?くっ、くさぁっっ!!!」
寝ぐせ「あっ・・・」
叩かれた衝撃なのか元の姿へ寝ぐせは戻った
寝ぐせ「うぅ・・・ダメっす!このお爺ちゃんまったく意味分からないっす!」
寝ぐせ「・・・きっと完全にボケてるっす(汗)」
寝ぐせは聞こえない様に小声で言ったつもりだったが・・・
パァァァァーーーンッッッ!
謎の存在「ワシは、ボケて・・・おらんっ!(※いない)」
寝ぐせ「うぅ・・・聞こえているんじゃないっすかーーーーっ!(涙)」
寝ぐせ「そ、そんなこと言っても・・・お爺ちゃんどう考えてもおかしいっす!(汗)」
スッ! ※謎の存在がサンダルを振り上げる仕草
ビクッ!? ※寝ぐせは叩かれないか警戒する
・・・と、一連のやり取りに慣れてきたのか寝ぐせはある物に気が付いた
寝ぐせ「・・・て、あれっ?」
寝ぐせ「そのビーチサンダルの肉球マークって・・・」
寝ぐせ「アニキのお店のロゴじゃないっす?」
謎の存在「!?」
寝ぐせ「確か・・・まったく人気無くて売れず、めぶ横丁で話題にもならなかったけど・・・」
寝ぐせ「自ら履いてるって恥ずかしい噂だけは話題になったビーチサンダルじゃないっすか?」
謎の存在「!!」
パァァンッ!パァッパァァァァーーーンッッッ! ※叩きに動揺が表れる
寝ぐせ「あーーー・・・やっと謎が分かったっす!」
※叩かれ慣れてきたのかまったく動じていない
寝ぐせ「この反応・・・やっぱりおかしいと思ったんすよぉ~」
寝ぐせ「知らないお爺ちゃんがこんな事する筈がないっすからねぇ~」
寝ぐせ「どうしてそんな姿になったか分かりませんけど・・・」
寝ぐせ「アニキ・・・でしょっ?」
謎の存在「・・・・・」
しばらくの沈黙後に・・・その者は口を開く・・・
謎の存在「ワシに・・・プルプル(※常に震えている様子)」
めぶ猫「・・・相違ない(※間違いない)・・・プルプル」
寝ぐせ「やっぱり(汗)」
寝ぐせ「アニキ・・・どうやったらそんな容姿になるっすか?」
寝ぐせ「しゃべり方も普段と違ってて完全に騙されたっすよぉ~(汗)」
めぶ猫「そ、それは・・・プルプル・・・」
めぶ猫「お前が原因にゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」
パァァァァァァーーーンッッッ!!!
第九話へ続く・・・
最後までお読みくださりありがとうございましたっ!
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