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力を抜きながら、氣で望む結果を出す生き方
氣は、ビジョンがクリアーになり、心がワクワクしてくるほど、自然と出るようになっていく。
そして、自分が行きたいと思っているビジョンが明らかになるほど、目的地に向かって、氣の線路でつながった状態になるのだ。
この状態になったら、あとは力を入れるのではなく、いかに安心して力を抜き、目の前のことを淡々とやっていけるかどうかにかかってくる。
でも、この線路は目に見えないので「本当にできるのだろうか?」という疑いが出てきて力が入ったり
「違う選択肢もあったのではないか?」と思ってしまい、氣がブレだすこともある。
「決めきれない」でいると、どっちの道も選ばなくなり、なし崩し的に線路から外れてしまうことは案外あるのだ。
ビジョンを決める時「最初の意図」が最も大事だ。
意図を決めるうえで、その中心になるのは
「自分は、これから何をしたいのか」だろう。
いろいろ頭を使って考え出すと、つい私達は「すべきこと」や「どうやって」といった言葉に惑わされることもあるが、そのたびに何度も戻っては、自分に問いかけてクリアーにしていく必要があるのが
「自分は、これから何をしたいのか」だ。
逆に「何をしたいのか」が本当にクリアーになった瞬間、人はいても立ってもいられず、爆発的な氣が出て、行動力につなげることができるようになる。
迷いが出てしまうのは、もしかしたら心の掘り下げが不十分ということもあるのだ。
よく、あまり人生で優先度の高くない、ギャンブルやお酒、ゲームといった、刺激的なものに流れていきがちな人は、この「自分の人生において、これから本当にしたいことは何なのか」がクリアーになってないことが原因だと思っている。
ビジョンがクリアーになったら、あとは「決める」だけ。
この「決める」というのも、気合を入れて「決める」のではなく、ただシンプルに、内側から湧いてくる情熱にしたがって、静かに決める感じだ。
そうしたら、あとは戻ることを考えない。
片足を今いる位置に残したまま、次の一歩、その次の一歩に歩んでいくことは難しいからだ。
ときに、そんなことをしなくても「とにかく、やってみよう」という気軽な気持ちから大きな流れにつながることは、もちろんある。
でも、最終的にはどんなことも、あるタイミングで
「自分には、これしかない」と覚悟を決めて、前に進むことを選び続ける必要もあるのだ。
一歩進む前は「自分にはあれもこれも持ってない」と不足の部分に目が行き、歩みを止めてしまうこともあるかもしれないが、必要なものは、行動してやっていくうちに集まることも多い。
なので、あまり自分の頭の中にある小さな視野に身をおかず、宇宙の流れに身を任せることも、ときに大事だ。
「自分が、これから何をしたいのか」
この問いは、10年以上考えてきた僕でも、未だに問い続けている。
おそらく、元氣なお年寄りの人ほど、死ぬその瞬間まで問い続けているのだろう。
「自分が、これから何をしたいのか」
それが1つ1つクリアーになるたび、鬱で無気力状態になっていた僕が、子供の時のようなエネルギーをどんどん取り戻すことができることにつながっていったのだ。