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【この世界は、受け入れるだけでいい】実在する3つの氣の階層
「氣が合う」という言葉がある通り、私達は同じ氣を持った人同士、ピッタリ引き合うように出来ているようだ。
特にパートナーシップでは、自分にとって完璧な鏡になってくれる人に最も魅力を感じ、お互い選ぶようにできている。
最初はラブラブで始まったとしても、結婚後は自分にとって、最もやってほしくないことを相手がやるようになり、自分のなかにある
「○○すべきではない」
という観念を教えてくれる教師にもなり、その観念を手放すことで
「どちらでもいい、どちらでもOK」という中立の視点が増えていくことで、自分の心に自由も増えていく。
この地球では、たとえ近い距離に他の人がいたとしても、同じ階層の人同士としか交わらないように出来ているようだ。
逆に言えば、自分の今の階層を知るには、周りの人を観察すればいい。
本当はもっと、たくさんの階層があるのだが、おもに3つの氣の階層ということで解説していきたいと思う。
1.戦い・争いの階層
1つ目の階層は、戦い・争いの階層だ。
この階層で生きている人は、欲しいものがある時は、戦って相手を負かすことで、はじめてほしい結果が得られる、ということを信じている世界と言っていいだろう。
この世界に生きている人たちの根底にあるのは「おそれ」の氣持ちだ。
自分たちも、いつ寝首をかかれるか分からないので、24時間決して油断することがない。
なぜなら、たとえ勝ち続けてきたとしても、自分の周りには倒してきた相手がいつもいる状態になるからだ。
僕は、以前ある講座に参加した時、質問者の人が先生とやりとりをしていて面白かったのが、先生の答えに対して
「相手に感謝なんて言ったら、ナメられてしまいます」
「世の中そんなに甘くないですよ」
と喧嘩越しに言い返していたのが、印象的だった。
人や世の中に対してそう信じていたら、その人の周りに近寄れる人は、同じような人しかいられない、ということがなんとなく分かるのではないだろうか。
2.取り引きの階層
2番目は「取り引き」の階層だ。
この世界では、自分への付加価値をいかに高められるかが最重要になる。
資格をたくさんとったり、高い技量を身に着け、努力をする、ということが必須になるだろう。
この階層にいる人の意識は「期待」だ。
自分が提供できるものの質を高めていくことで、人からの期待を初めてつなぎとめられる、と信じているので、常に自分の価値が下がらないか頑張り、氣を配る必要がある。
自分や他人がこの世界でうまくいかなくても、すべて「自業自得」で片付けられてしまうこともあるだろう。
与えた分しか豊かさを受け取れない、と信じているので、常に冷たい世界にいるかのような感覚だ。
世界では、ほとんどの人がこの「取り引き」の世界にいることが多いのだが、実はもう1段階上の階層がある。
3. 受け入れる階層
3番目は「受け入れる」階層だ。
この世界にいる人たちは、自分の能力や技量に関係なく
「自分も、他人もそのままで完全だ」という感覚で生きている。
ビーイング(存在そのもの)が太く、宇宙とつながっている感覚もしっかりしているので、目に見えるドゥーイング(能力・技量)にそれほど振り回されなくなる。
この階層にいる人の意識は「愛と信頼」だ。
自分が好きなことをよく知っていて、持っている才能を充分に発揮し、ワクワクしながら、できることを分かち合っていたら、自然に豊かさが入ってくる、という生き方でもある。
別に目の前にいる人に対して、与えたものが返ってこなくても、全然氣にならない。
相手がこうしてくれなければ嫌だ、という期待はなく、深い「信頼」のもと、ワクワクしながら行動していけば、結果的にその氣は、宇宙をまわりまわって自分のところに返ってくる、ということを知っているからだ。
この世界にいる人たちは、お互い好きなことをしながら、自分にしかできないことをしている感覚で生きているので、競争することもなければ、取り引きをする必要もない。
全員が、突き抜けてワクワクしたことをしているので、奇跡的なタイミングでシンクロが起き、ぶつからないので、お互い自由な関係で生きることができるからだ。