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わたしが人より少し潔癖な理由【自己理解note】

わたしは人より少しだけ潔癖である。

*ごはんを食べたら食器はすぐ洗いたい(3分以内)

*朝も夜も頭~つま先まで全身洗わないと

*台所スポンジは3、4日で換える

*仕事後、パンツもブラトップも全部着替えたい(更衣室では人もいるから、トイレで着替えたり。下着は毎日持ち歩いている。)

*爪が少しでも伸びると気になる、2日に1度爪切りをしている

人より少しだけ、潔癖度の高いところがあるのだ。

先日、キッチンスポンジ癖の会話をしていたところ、「そこまで潔癖でいないといけない自分を分析してみても面白いかもね」

とサラッと言われたフレーズが頭に残っていたようだ。

今朝、出勤まえに掃除をしながら考え始めた

(生理前は掃除モードがオンになり動き続ける)


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昔々、子供のころ、我が家はお金持ちだった。その後、父が心筋梗塞で倒れ、父の看病のために自営業のママが店を閉めるようになり・・・

と、一気に貧乏になった。

その時、家の中が変わった。

お金もなくなり余裕もなくなり気力もなくなり

家が汚くなった。

(ママは元々綺麗好きではなかったし、掃除や家事が下手くそな人種だった。それでも週末にはバタバタと掃除して、物は多少散らかっていても居心地のいい空間だった。)

洗い物が何日も放置してあった。ゴミ箱は溢れていた。トイレはどす黒いぬめりみたいなのがこびりついていた

時々、お手伝いで掃除機がけや洗い物をするも、小学2年生の私は戦力にならなかったし、

なにより、大きな大人の流れに何もできなかった。汚れたトイレを洗うことも、ママを助けることも、

早く大人になりたい。と常に思っていた。


そして、実は…周りのお母さんみたいに掃除や料理ができないママのことが、恥ずかしかった。

大好きだから、もう少しがんばってほしかった。


臭く汚れたトイレ、お風呂のピンクかび、それは私にとって不幸の象徴なのだ。

今日もせこせこ、掃除をする。

私は私の世界をつくれる。もう掃除ができる大人になったんだ。ここは安全なんだ。

と、確かめるように。

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また一つ自分を知り、自分が癒えていく。

しょうがなかったんだ。わたしたちはまだ小さな子どもだったんだから。

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