子どももママも、感情の生き物なのだ。
うちの息子は5歳
今日は近所の同い年の女の子が我が家に来て遊んでいた。
2人で楽しそうにキャッキャッと遊ぶからありがたい。
途中女の子が「ねえ~これ壊してやってもいい~?」とラキューというおもちゃを指さして言った。
↑こんなやつ。
息子が最近興味なかったし、オットと私はかるく「いいよ~」と。
少ししてそれに気づき「あーー僕のなのにーー」
「ママとパパがいいよって言ったの、ごめんね。」
「でも、ダメなんだよー」「こわれちゃったよー」と大泣き。
お友達の女の子も空気を読んでしまい固まり・・・「ごめん」としくしく。
『親としては』
ほら~お友達も困っちゃったじゃーん。そんなんじゃ、もう遊んでもらえないよ。
とかいったセリフが脳内を通過する。
「あぁ。わたしは自分の子供が他の子を困らせてしまってソワソワ居心地がわるいんだなぁ」「息子よ、どうでもいいから泣くのをやめておくれよー困るじゃんかよー空気悪いじゃん」と自分が思っていることを、ただ感じていた。
息子は私の隣で泣き続ける。
結局、パパが息子を慰め、私は「段ボールでおうちをつくろう」という楽しそうな遊びを始め~息子を自然に誘い出し、場は収まった。その後、息子はしばらく友達に「ハサミかさないよ~」モードになったりと、つんけんしていたが放っておいた。
「なに、そのいじわる!」と脳内でセリフが通過してしていく。
お友達が帰った後に、聞いてみた。「なんで、さっき泣いてたの?」
「だって、あれ一生懸命つくって戻すの大変なのに~」
「怒ってたんだ」
「そう」
「だれに怒ってたの?」
「ママ。今度からはぼくに聞いてからやってほしい。パパはちゃんとあやまってくれたけど、ママにもちゃんとあやまってほしかった。」
へーーそうだったんだ!!たしかに「あーごめんごめん(そんな騒がんでも)」って感じだったので、誠意が伝わっていなかった様子。
「そうだったんだ~ごめんね。もうしないからね。」
と、私なりにちゃんと謝ったw
親子も人間関係である。「ぼくは、おこったんだ」と言う息子が頼もしくみえた。
数分して
「あーでも、〇〇ちゃんにも怒ってたかも」
そのキモチを言語化できたことに賞賛を送りたい。
「おー、そういうことあるよねーわかるわかる!」
我が家では「怒ったらダメ」「泣いたらダメ」とは決して言わない。その代わり「なんで怒ってる?」「自分のカラダ/キモチはなんて言ってるの?」「自分の声を聴きなさい」とは、よく言っている。
子どもの場合、本当は言ってるほど怒ってなくて、ただお腹すいているとかよくあるので・・・そういう時の息子は「あ、お腹すいてるみたい」とか言っているw
あと時々、「ぎゅーってしたいだけなの」とか(可愛い、素直かよ。)
子どもにも立派な感情・キモチがある。その小さなカラダからあふれ出るぐらいの
そして、ママの私にも感情・キモチがある。
どちらの感情もコントロールするものではない、と思っている。
子供の感情のコントロールしたくなった時に、子供を怒鳴りつけ、
自分の感情のコントロールをしたくなった時に、こんなに頑張っている自分を手伝ってくれない旦那を責めてみたり、するのだと思う。
感情にはあらがえない。私たちは感情でできているのだから。
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