読書記録 コンサル時代に教わった仕事ができる人の当たり前

ビジネス書。やっぱり、読みやすい。


私にとっての一文

「人の話を聞く」というのは「認識の齟齬をなくす」ということ

これ、当たり前のようで意外とできないですよね。
会話をしていてもやっとした時の感情をいつもうまく言語化できていなかったんですけど、すごく腹落ちしました。
特に発達障害のある息子と話すとこちらの話を聞いてないなぁと感じることがよくあるんですけど、認知がずれているから認識に齟齬が出るんですよね。別に発達障害に限らず、人と人の会話ではよっぼど意識しないと基本的にはあいまいな形容表現や副詞によってずれが出る。
雑談ならそれでもいいけれど、ビジネスではいかに曖昧さを排除し齟齬をなくすか意識しないといけない。

概要

本のタイトル通り、「当たり前」だけど案外できないあれこれや意識について書いてあります。
コンサルという仕事。仕事を始める前の仕事。TODOの階段作成や優先度の決定。会議のあり方とファシリテーターの役割。

感想

私にとっては、上の一文が一番のポイントになったんですがそれが「当たり前」の人にとっては、他の一文がなるほどポイントになるかもとも思いますので是非読んでいただければと思います。

コンサル職経験者のビジネス書はやっぱり読みやすいです。
頭の働きが悪くなって文章が脳みそからツルツル滑り落ちそんな自分に鬱な時には、この手の本で文章を読むことを訓練するの悪くないと思う。
仕事関連の本を読むのがストレスだと難しいですけど、ビジネス系だと内容が滑り落ちても気にならない。
本書の中にも、これというものが一つ見つかればその本は最後まで読まなくてもよいとありますので、気軽に読んだらいいのではないかなぁと思います。

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